デザインの現場>

2017.09.06集中講義
金丸智昭 先生/(株)インドネシア総合研究所

金丸智昭1995年埼玉大学大学院文化科学研究科修了後、出版社勤務を経て、民間の国際協力団体(NGO)で、有機農業研修生の受け入れ業務、緊急人道支援活動、フェアトレード・コーヒー輸出事業の管理・運営などに携わる。>Webサイト

集中講義初日より四日間、金丸智昭先生〔(株)インドネシア総合研究所〕に「人類学(フェアトレード論)」を担当して頂きました。
東ティモールにおけるコーヒーのフェアトレード・プロジェクトに10年間携わってこられた金丸先生は、開発支援においても人類学者としての知見を用い、インドネシア地域社会と日本社会との間で活動を行ってこられました。
講義では、非識字者が多く電気や水道がない地域で、儀礼や神話を手掛かりに慣習や考え方を知ろうとしたり、コーヒーの生産方法を編み出したり、生産管理するための組合づくりに奮闘したりする、先生の現地での活動についてお話しされました。
受講者からは、日常生活の中では殆ど知ることの無い、しかし本来は深く我々の社会と関わりのある地域の実情について知るきっかけになった、援助の様に単発でなく、貿易による持続的な関係づくりの意義がわかった、普段見えない関わりはデザインによって見えるようにできるのでは、などの声が挙がっていました。

金丸智昭先生