形体における「時間」の分析
郡山 正
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〔1〕Series操作のための記号制定

 一般にSeriesはA、B、C …… 等の大文字で示す。ACADBC等と列挙すれば、Aセリーの次にCセリー、次がAセリー、次がDセリーという順序で連続して行くことを示すものとする。

 もしも一つのセリーが分割された場合、それ等は、a、b、c …… 等の小文字で示し、これが更にこわれて小単位Patternになったら、1、2、3 …… 等の数字で示すこととする。

 セリ一になり得ない単一単位をimgで、その複単位はimgで示す。

 記号に附属する数字の意味は、大体数学上の記号と等しいが、但し、1、2、3 …… nは数量を、(1)、(2)、(3) …… (n) は順序数を、imgimgimg …… img は種類数を示すことにする。

 以上は記録上の基本的記号と約束であるが以下色々のSeries連続操作を考えて、次表のようにまとめる。

Series操作の分類と条件表示要約のための記号例

 Seriesの繰返しについては、略式のものとして、音楽の記号を借用する。‖:AB:‖、CDAC:‖、img など。

 省略記号としては、〃又は(///n)等と記すnはn回繰返す意味である。

 Seriesの拡大は、()、{()()}、〔{}{}〕などで示す。

 もしも精密な、表示を必要とする時は、適当な座標を用いて表示するが、これは省略させていただく。

 上の表示記号にもとづき例を示そう。

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