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油絵の具の発色効果について
森弥栄子  

研究1

「油絵の具の発色効果について」
下塗り、地塗り、上塗りの効果についてデータを取りました。

1. キャンバスボード(中目)の上に、シルバーホワイトを塗ったもの。
乾燥時間5日。絵の具50%、溶き油テレピン油50%。

写真A   写真B
●写真A−1の上に地塗りとしてイエローオーカーを塗る。
乾燥時間5日。絵の具70%溶き油30%(テレピン油100%)
その上にワリムソンレーキを塗る。
乾燥時間6日。絵の具30%溶き油70%(テレピン油50%、リンシード油50%)
  ●写真B−地塗り無し。
クリムソンレーキを塗る。
乾燥時間5日。絵の具30%溶き油70%(テレピン油50%、リンシード油50%)

写真C    
●写真C−地塗りとしてバーントシェンナー乾燥時間5日。絵の具70%溶き油30%(テレピン100%)
その上にクリムソンレーキを塗る。
乾燥時間5日。絵の具30%溶き油70%(テレピン油50%、クリムソンレーキ50%)
 

2.キャンバス(中目)に下塗り無し。

写真D   写真E
●写真D−地塗りとしてイエローオーカー
乾燥時間3日。絵の具70%溶き油30%(テレピン油100%)
その上にクリムソンレーキを塗る。
乾燥時間3日。絵の具30%溶き油70%(テレピン油50%、リンシード油50%)
  ●写真E−地塗り無し。
キャンバスに直接、クリムソンレーキ。
乾燥時間2日。絵の具30%溶き油70%(テレピン油50%、リンシード油50%)

写真F    
●写真F−地塗りとしてバーントシェンナー。
乾燥時間3日。絵の具70%溶き油30%(テレピン油100%)
その上にクリムソンレーキを塗る。
乾燥時間3日。絵の具30%溶き油70%(テレピン油50%、リンシード油50%)
 


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