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桑沢デザイン研究所教員研修会レポート2012

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概要:
桑沢デザイン研究所教員研修会レポート2012

今回ヤマハでのシミュレーションを「アート教室」ではなく、「アート&デザイン教室」としたのは、他教室との区別化に「デザイン」というキーワードが必要だと考えたからである。ここで、いわゆる「アート教室」と「アート&デザイン教室」の教育目的・指導効果にどんな違いを導き出そうとしているかを述べたい。「アート&デザイン教室」の可能性まず、「アート教室」と「アート&デザイン教室」の主な違いを考えてみたい。■従来のアート教室・成果物(完成作品)へのこだわり:「きれいな風景が描けたね」、「かわいいお面が作れたね」、「面白YAMAHA「アート&デザイン教室」ワークショップフライヤーい粘土作品ができたね」このように子どもの満足感をよそに、指導者も保護者も出来上がった内容に注目がいき、子ども自身の気持ちの中に持ち帰るべき何かについて注目することを忘れてしまう。また、成果物という判り易いお持ち帰り感覚も(親の)満足感として創作教室には必要になってくる。保護者は、作品の見た目や完成度に固執し、肝心の子どもたちの満足度、達成感、活性化などに気付かないまま終わってしまうことも多い。・制作方法の重視:もともと、ある程度見栄えのする作品を目指しているし、保護者もそれを期待するため、制作のための手順、方法、コツなどに要する時間が主になりがちで、子どもたちの制作への気持ちやアイデアを考える時間を奪うことになる。茅ヶ崎市美術館「ようこそデザイナー」ワークショップポスター・フライヤー37