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桑沢デザイン研究所教員研修会レポート2012

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桑沢デザイン研究所教員研修会レポート2012

■アート&デザイン教室・制作過程を重視:成果物にはあまりこだわらない。制作途中の子どもの反応や表情、言動、制作態度を大切にしてゆき、指導者はそこに集中して観察することが重要になってくる。つまり、子どもたちが上手に作ることに意味を持たない。・プレゼンと講評:必ず、制作終了の後に時間をとり、子どもたちそれぞれに制作意図や感想をきく→これが講師のカリキュラム改善の要素になる。そして子どもたちのプレゼンをヒントにしながら、簡単なコメントをする。この時、褒めるだけでなく、的確なアドバイスをひとつだけする。・デザイン作品よりデザイン思考:アート&デザイン教室では表現技術より考え方や、ものの見方を育てていくことを主眼とし、これを保護者にも徹底して説明する。つまり、教室が終わって家に帰って家族に披露するものは作品より制作の説明や考え,感じたことなど。・社会との関わり:全てのカリキュラムが実際のアート・デザインの制作手順や考え方に則しており、教室での作業が実際の社会の多様なクリエイティブワークと繋がっていることを学ぶ場にする。・社会性の感覚教育:アート特にデザイン教育は社会性を学ばせるのに適している。実際のデザインワークは一人では出来ないし、様々な手続きやコミュニケーションが必要になってくる。マナーや規則、協調性など道徳教育ではない側面から子どもたちに社会を感じてもらうカリキュラムになっている。(特にカリキュラムに何回か設定されているグループ作業には、その効果が期待出来る)YAMAHA「アート&デザイン教室」教育目的38