ブックタイトル桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2013

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桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2013

研究活動報告「エコデザイン」「サステナブルデザイン」本田圭吾|プロダクトデザイン担当Keigo Hondaエコデザイン研究活動事例Next Eco Design展主催のJIDA環境委員会は公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会(通称:JIDA )の会員有志によって東日本ブロックの活動として1997年に設立されたエコデザインをテーマにした研究会。筆者は2005年より参加し、2014年からは委員長として代表を務める。エコデザインは「Environmentally ConsciousDesign」の頭文字からなる造語であり、「環境に配慮した設計」として定量的に評価されるべき取組みである。つまり環境効率を高める(※)ための行動であり、これまでの行き過ぎた資源の消費と環境への負荷を軽減し配慮するデザインである。※環境効率=製品性能・機能/環境負荷またプロダクトデザイナーという立場で取り組むエコデザインは、他のデザインの使命と同じく私たちの生活のクオリティを高めながら貢献するべきだと考えている。2003年に「プロのインダストリアルデザイナーが発想するエコデザイン展」を開催。2004年からはデザインを学ぶ学生も参加メンバーとして募り、エコデザインの手法を伝えるレクチャーを開催してその成果報告と合わせ、プロのデザイナーと学生による「プロと卵のエコデザイン展」を毎年開催してきた。10周年を迎え、2013年からは展名を次代のエコデザインを目指す思いを込めて「Next EcoDesign展」とし活動を続けている。デザイン展へのエントリー学生には、約5回のワークショップへの参加を条件とし、プロダクトデザイナーという立場から社会に貢献すべきエコデザインの手法とその役割をレクチャーしている。これまでにこの環境委員会を通してエコデザインを学んだデザイン学生は300名を超え、その多くが大手企業をはじめインダストリアルデザインの第一線で活躍し、近年のエコデザインを牽引している。Next EcoDesign展2013~ CSV :共有価値の創造を目指して~“CSV : Toward the Creation of Shared Values”会期:2013年11月28日(木)~ 12月17日(火)※11月30日(土)連動セミナー「共有価値の創造」?社会価値を生む企業から見えるあたらしい視点場所:新宿リビングデザインセンターOZONE3階オゾンプラザ54