ブックタイトル桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2014

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桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2014

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桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2014

3月16日「ウェルカムパーティ」magno社代表Singgih S Kartono(シンギー・カルトノ)氏とICDS委員長益田文和氏の挨拶で第9回サステナブルデザイン国際会議が開幕。オルタナティブで新しい価値を探る3日間のワークショップとカンファレンスである。3月17日「トラベリングワークショップ」午前:Bumi Langit PermacultureパーマカルチャーコミュニティオーナーのIskandar Waworuntu(イスカンダル・ワオルンツ)氏によるレクチャーを受けながら村内を散策、そしてディスカッション。土地の特徴を活かして建物や畑、コンポストシステムが配置。素朴な外観ながらとても合理的で先進的、かつ美しい仕立て。ココナツの木の柱で建てられた伝統的家屋。高低差を利用した浄水。家畜の糞から生成するバイオマス肥料。水や太陽光によるマイクロ発電。自然のエコシステムと一体になれば巨大な人為システムに頼りすぎずとも豊かに暮らせるというお手本だ。午後:3日間滞在するカンダンガン村のmagno社に到着。苗木を植え森を育て、その材料で生産される美しい木製ラジオは、世界中のデザインアワードを獲得している。オーナーであるSinggih氏のサステナブルマインドが凝縮した理想のファクトリーは、村に豊かな緑と新たな雇用の機会を創出し続けている。稼働中のファクトリーをゆっくりと見学し、柔らかい夕日に包まれて二日目の夕食が始まりました。世界各国からの参加者たちはこれから3つのグループに分かれ、生活を共にし、考えを深めていく。39