ブックタイトル桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2014

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桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2014

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桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2014

「BambooForest」には、Singgih氏の取り組みとサステナブルデザイン国際会議のこれまでの活動、日本とインドネシアの美しい竹製品などが展示され、地方の小さな村でも地域のリソース(今回は竹)を中心に農業と工業が共存でき、地域に経済的効果をもたらせる事を示している。大臣はスピーチで、「インドネシアの発展に環境と社会のサステナビリティが欠かせない」と語り、「このような村々のクリエイティビティのレベルを高める活動はとても大切だ」とSinggih氏と彼の取り組みを讃えた。カンファレンスを終えた夜、滞在中一番明るい月が静まり返った会場を照らしていた。3月20日最終日第9回サステナブルデザイン国際会議各国から参加のスピーカーによる、プレゼンテーションとセッション。以下は各スピーカーのプレゼンテーションを要約したものだ。岩瀬大地氏タイ王国:キングモンクット工科大学常勤講師ツーリズムデベロップメントの光と影について、タイの実情から世界とインドネシアに向けて。インドネシアのこれからのツーリズムデベロップメントに対するタイの実情から反面教師的サジェスチョンがなされた。サステナブルな観光開発に重要な要素として5つの資本( physical / human / social / natural /financial )をデザインすべきと提示。Eko Prawoto氏インドネシア:環境建築家インドネシアにおける地域に根ざした建築とそのサステナビリティについて竹をメイン建材に使い、その他は可能な限りリユース素材を組み合わせて地域風土や文化的にも深いフィットを目指したい、と。43