オリンピック・パラリンピックと桑沢デザイン研究所 / 専門学校桑沢デザイン研究所

2024.07.10オリンピック・パラリンピックと桑沢デザイン研究所

本校1F展示スペース【くわまど、くわかべ】では、2024年7月26日から開幕するパリオリンピックにちなみ、桑沢学園関係者がオリンピックでデザインしたポスターを展示しています。

オリンピック・パラリンピックは日本で4度開催され、その公式ポスターには桑沢学園の関係者が関わっています。

⚫︎1964年東京（夏季）

桑沢創設メンバーの勝見勝先生がデザイン専門委員長としてディレクターを務め、アルファベットを使用しない国で初めて開催されました。この大会では、言語の壁を乗り越えるデザインとしてピクトグラムが採用されました。桑沢洋子先生はスタッフユニフォームをデザインし、ポスターは亀倉雄策先生が担当しました。亀倉先生のポスターはオリンピック初の写真使用のポスターです。

⚫︎1972年札幌（冬季）

桑沢の創設メンバー河野鷹思先生、亀倉雄策先生が公式ポスターをデザインしました。

⚫︎1998年長野（冬季）

卒業生の青葉益輝氏と現在もゼミマスターとして教鞭を執っている浅葉克己先生が公式ポスターを担当しました。

⚫︎2020年東京（夏季）

公式エンブレムは姉妹校の東京造形大学卒業生の野老朝雄氏、パラリンピックのポスターはデザインチームGOO CHOKI PARの3名が手掛けました。聖火リレーのトーチは吉岡徳仁氏がデザインしました。

⚫︎くわまど展示

1964年東京オリンピックポスター
デザイナー : 亀倉雄策先生

2020年東京パラリンピックトーチ
デザイナー : 吉岡徳仁氏