在校生インタビュー

分野を問わずにつながるコミュニティー
人との絆を大切にするカリキュラム

総合デザイン科3年 スペースデザイン専攻今 倭

  • 1998年青森県生まれ
  • 2017年青森県立五所川原工業高等学校卒業
  • 内定先:株式会社 スペース
  • 1998年青森県生まれ
  • 2017年青森県立五所川原工業高等学校卒業

アートとデザインの違いもよくわかっていなかった頃、地元のテレビ番組に浅葉克己先生がゲストとして出演していらしたのを、たまたま見ました。その時の、グラフィックと書道を融合した作品に衝撃を受けたのがきっかけで〈桑沢〉を知りました。また、空間に関するデザインも好きで、倉俣史朗さんや内田繁さんの作品に刺激を受けていました。〈桑沢〉では、1年次でビジュアルデザインからファッションデザインまでの4つの分野を総合的に学ぶことができるというカリキュラムに魅力を感じて、入学を決めました。
入学して、〈桑沢〉の授業の講師陣が豪華なことに驚きました。現役のデザイナーや建築家の講義を受けられます。「住環境」の授業では、実際に注文住宅を建てる演習を行いました。法律を守りながらさまざまな制限や課題をクリアしていくと、自分のやりたいデザインがどんどん狭まってくるという現実問題を実感し、デザインとは自分の好きなことだけでは成り立たないのだと、身をもって学びました。
〈桑沢〉では1年次にすべての分野を学ぶことで、基礎が身につくだけでなく、ジャンルを越えた人間関係を築くことができます。学年が進むにつれて専門性が高まっていきますが、ジャンルにかかわらずデザインの根本は同じです。卒業した後でも、ビジュアルやファッションなどといった分野を問わずつながっているコミュニティーが形成されています。卒業しても自分一人だけでなく、違った分野の仲間と一緒にデザインを手がける。〈桑沢〉はそういう夢を持つことができる学校です。

保護者の方からのメッセージ

一旦就職したものの、その後本当にやりたいものが見つかって予備校に一年通い、翌年〈桑沢〉を受験しました。課題もたくさんあって大変そうでしたが、本人はいたって楽しそうで作品のコンセプトなど熱量込めて説明してくれました。多くの方々の影響を受けて彼の財産になったと思います。学びの環境をいただき感謝します。

 <インタビュー 2022年>©桑沢デザイン研究所

在校生インタビューに戻る