VD
森井ユカ ゼミ

[担当教員]
森井ユカ
宮根土真砂(本校専任教育職員)
※2024年度より大日本タイポ組合ゼミに変更となります。

キャラクターマーケティング

「キャラクター」には2つの意味があります。ひとつは「マスコット」、もうひとつは企業や個人における「らしさ」です。これらに市場価値を与える行為が「キャラクターマーケティング」であるとして、さまざまな事例を研究し、企業からの協力を得て、より豊かな生活のためのデザインや社会とつながるデザインを追求します。

著書(2018‒2020)

森井ユカ(もりい・ゆか)
桑沢デザイン研究所卒業。東京造形大学大学院修了。雑貨コレクター、立体造形作家。キャラクターデザインの企画や監修、平面キャラの立体化など。著書に『IKEAマニアック』(河出書房新社)、『月イチ台北どローカル日記』(集英社)、粘土遊びセット『ねんDo!』企画デザインなど。

学生作品

  • 学生作品「ココロネ」
    ココロネは人々の感情をごはんにして成長していくいきもの。音声認識と感情分析AIを用いて、来場者の感情をリアルタイムで読み取り、成長に反映させる。鑑賞者が今どんな感情を持っているのかを理解する手がかりになるとともに、周囲の人々の感情を感じとることもできる。この実験を通じて、自分自身や周囲の気持ちを柔らかく受け入れ、共感や繋がりを感じてほしい。

  • 学生作品「カステラのベット」
    からだのながいミニチュアダックスフントのふたりは、自分たちの体に合う大きくてふわふわのベッドを求め、カステラをつくり始める。絵本には付録のレシピと、新聞紙を使用したケーキの型をつけた。また、手づくりお菓子キットとして通販もする。絵本とお菓子づくりキットを通じて、カステラをつくる楽しさと食べるおいしさを伝えたい。