ホーム デザインニュース一覧 吉田昌平 展覧会 『の』

NEWS|デザインニュース NEWS|デザインニュース

2025.03.12吉田昌平 展覧会 『の』

本校卒業生の吉田昌平さんが個展を開催されます。
吉田さんは2024年より〈桑沢〉の学校案内書のアートディレクションを担当されており、5月ごろ配布予定の最新版も手がけています。

吉田昌平 展覧会 『の』

会期|2025年3月27日(木)から4月19日(土)まで
時間|13:00ー19:00(月曜・休) 20日は20:00まで
場所|Roll
162-0824 東京都新宿区揚場町2-12
セントラルコーポラス 105 号室
(当ビル入って1階の突き当たり)
TEL|080-4339-4949(受付13:00-19:00)
HP|https://yf-vg.com/roll.html

3年ぶり2回目となる吉田昌平の展覧会を開催します。
前展「KASABUTA」では、同タイトルの作品集(2013年刊行)以降も彼のライフワークとして制作を続けているコラージュ作品の新作を9年ぶりに展示し、好評を博しました。本展『の』では、新作の平面作品と彫刻作品を展示、販売します。ぜひこの機会にご来場いただけると幸いです。

タイトルの『の』一文字に、意味はない。

助詞である『の』は、
前後に名詞や形容詞がくることによって、
輪郭や形が浮かび上がってくる。

例えば『と』と『の』で比べると、
〈白と白の黒〉
〈白の白の黒〉
になる。

自分は『と』の並列的な関係ではなく、
『の』の内在的つながりや
連続性に魅力を感じてしまう。
そして今回は『の』の前後をいつもより意識し、
探した秀作のようなも『の』。

今後の過程でもあり、途中でもある

吉田昌平

Profile|Shohei Yoshida
1985年 広島生まれ。紙や本を主な素材としたコラージュ作品を数多く制作発表する。その他に「白い立体」としてエディトリアルを中心としたデザイン、アートディレクションを担当。作品集に『KASABUTA 』(WALL/2013)、『Shinjuku Collage』(numabooks/2017)、『Trans-Siberian Railway』(Shiroi Rittai/2021)がある。