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桑沢デザイン研究所教員研修会レポート2012

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桑沢デザイン研究所教員研修会レポート2012

モニュメントデザイン?空間と家具の間のデザイン大松俊紀|スペースデザイン担当新居浜駅前交通広場の様子(赤い四角が敷地)今回は、平成24年に愛媛県新居浜市主催で行われた、新居浜駅前にモニュメントをデザインするコンペの提案作品を紹介する。愛媛県新居浜市は、県の中北部、東予地方に存在する。1690年に別子銅山が発見され、73年まで住友家が銅の採掘を経営していた日本でも有数の銅山である。しかし73年に閉山した後は、銅の産業は特に続かず、今では「マイントピア別子」という施設がテーマパークとして、当時の様子を伝えるのみである。現在人口は12万人で、東予地方一の人口密度も有するが、日本全国に存在する典型的な地方都市と大して変わらず、区画整理された駅前から街の中心の繁華街までは閑散とした町並みが続いている。以下、コンペの募集要項からの抜粋である。テーマ「あかがねの恵み?出会い?」交通広場は、本市の玄関口である新居浜駅前面に位置し、市内外の方が常に行き来する場所であります。このようなことから、モニュメントの制作テーマを「あかがねの恵み?出会い?」とし、来訪者に、「あかがね(銅)のまち新居浜」を強く印象づけると共に、新しい新居浜の顔として、シンボルとして、多くの人々に愛され、親しまれるものであってほしいと考えます。44