ブックタイトル桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2014

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桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2014

English Grammer in Use by Raymond Murphy, Cambridge University Press.今は4版ですおすすめの英語学習法単語、熟語、文法などの英語の基礎学習は中学高校の勉強でほとんどの人が出来ているはずですが、「もう一度、英語で英語の文法を学ぶ」という方法をお勧めします。日本の学校では基本的な文法用語「受動態」や「過去形」「過去完了形」なども英語では教えてくれません(ちなみに「受動態: passive」「過去形: past tense」「過去完了形: past perfecttense」です)。これでは、もしネイティブに文法の間違いを指摘されたとしても聞き流してしまうと思います。それ以上に、個人的には英語で英語の文法を学んで初めて理解したこと、腑に落ちたことが数多くありましたので、学校での英語の文法の勉強が苦手だった人にこそ、試してほしい勉強法です。参考書としてはRaymond Murphy著『EnglishGrammar in Use』がお勧めです。私は日本語で習っている時には理解できていなかった「過去形」「現在完了形」「未来形」の明確な使い分けがこの本のおかげで分かるようになりました。日本の英語教育では重要ポイントとして教わらないため、分かりづらいのがこの「使い分け」だと思います。しかし、ビジネスの場では「使いわけ」を間違えると大きな問題を起こしかねないので、例として未来形「will」と「be going to ~」の「使いわけ」による英語でのニュアンスの違いを挙げてみたいと思います。2つの「未来形」の違いは以下のとおりです。1.「will ~」自分の意志で今、又は直前に「やる」と決めたこと2.「be going to ~」もともと予定していたこと日本語には無い概念ですので、具体的な例を2つあげたいと思います。例1:クライアントとの会議の席での「明日のイベントの発表は誰が行うのですか?」という質問に対しての回答1. Bob will do it.2. Bob is going to do it.日本語に訳すと、両方「ボブが行います。」で同じですが、英語での意味は違います。1. Bob will do it.じゃあ、ボブ。今決めました。2. Bob is going to do it.予定通りボブが行います。willは「意志」の意味合いが強いので、大切な発表なのに、思いつきで今決めるとは何事だ!と怒られても仕方がありません。逆に「Bob will do it!」と強く言えば「Bobなら必ずやってくれると思います!」と、アツい意見になりますが、時と場合を選ぶ返答だといえるでしょう。30