ブックタイトル桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2015

概要

桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2015

パターンメーキングの研究辺見小百合|ファッションデザイン担当Sayuri Henmi代表的な袖のバリエーションの研究を前回に続き3型サンプルと作図を作成しました。一般的な袖はセットインスリーブ(Set・in sleeve)という袖で一般の背広の袖に見られるような身頃と袖を付け合せたタイプの袖です。正常のアームホール(袖ぐり)の位置に袖が付いていることをいいます。袖山が高く、袖が下についているシルエットになります。今まで研究した袖は下記の通りです。1.ヨーク・スリーブ「Yoke Sleeve」2012年度2.フレンチ・スリーブ「French Sleeve」2012年度3.ドルマン・スリーブ「Dolman Sleeve」2012年度4.キャップ・スリーブ「Cap Sleeve」2013年度5.ラグラン・スリーブ「Raglan Sleeve」2013年度6.キモノ・スリーブ菱形マチ「Kimono Sleeve」2013年度7.ドロップト･ショルダー･スリーブ「dropped shoulder sleeve」2015年度8.エポーレット・スリーブ「epaulet sleeve」2015年度9.キモノ・スリーブまち【襠】三角形「Kimono Sleeve」2015年度参考文献ファッション大辞典他ドロップト･ショルダー･スリーブ【dropped shoulder sleeve】通常の袖付け線よりも下がった下がった位置で切り替えた袖の総称。袖が大きく膨らんでいるものが多い。ロー･ショルダー･スリーブとも呼ばれる。ロー･ショルダー(low shoulder)とはなで肩、下り肩のこと。10