ブックタイトル桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2015

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桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2015

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桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2015

をつくって、人を惹き付けるための(磁石のような)道具として使い、あたらしい分散型ものづくりの仕組みや交通・観光のデザインを提案しています。Singgih氏が辿ったこれら一連を再現体験するツアーリングワークショップが「SPEDAGI」となりました。竹の自転車で村を巡り、コミュニティーの課題を発見し解決方法を探るワークショップです。竹の自転車「BAMBOOBIKE」は村のサステナブルな取り組みのシンボルであり、Singgih氏が描く村のヴィジョンの体現なのです。「SPEDAGI」はICDS(サステナブルデザイン国際会議)と出逢い2014年、第一回ICVR(InternationalConference of Village Revitalization )に結実します。※教員研修会研究レポートNo. 42に詳細ICVRは、竹がサステナブルで有効な美しい資源である事を村内外に示す大きな機会となりました。地域住民や村内の地主、国内のエンジニアや建築家たちの協力を得て、コミュニティーのための広場やツアーを受け入れるための宿泊施設を整備。そのメインストラクチャーにも竹を活用し、「BAMBOOBIKE」を始めとする様々なバンブープロダクツをプロデュースして、竹の資源価値を伝えました。(例えば、一本8ドルの竹から、300ドルの「BAMBOOBIKE」用フレームが8台分も取れ、そのための技術と雇用を生み出すなど)活動は地域住民を巻き込んでいく事が大切であり、これらをきっかけに村内外多文化の人達との新「SPEDAGIフェイスブックページより」「Singgih氏SPEDAGIフェイスブックページより」しいアイデアの発見と共有が続いています。「ICVR会議風景」49