ブックタイトル桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2015

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桑沢デザイン研究所教員研修会研究レポート2015

2:「SPEDAGI」から生まれた「SoBike」カンダンガン村に住むホームスクーリングで学ぶ11歳のElan Jihad Muhammad(エラン・ジム)君は、学校に通っている同世代の子供達がさして何もしていないのにすごく疲れているのはどうして?と疑問に感じていたといいます。そんな友達も自転車に乗って一緒に村中を駆っているときは楽しそうだし、体は疲れてはいるけれどとても活き活きと幸せそうにしている。学校に行くと疲れるの?ならばこんな環境で学ぶ事もできるのではないか?「SPEDAGI」に参加したElan君が学校とは違う学びの場を発案します。Elan君はワークショップを通して自転車を使った学びの場を考え企画を練り、ついに自ら両親にエデュケーションプログラムのプレゼンテーションをします。そして、両親とSinggih氏の協力を得て「BAMBOOBIKE」を自分達の手で組み立てて、その自転車で村を巡る子供向けワークショップ「SoBike(School on Bamboobike)」をスタートさせたのです。https://www.facebook.com/notes/septi-peni-wulandani/press-releaseworkshop-sobike-1-temanggung-3-5april-2015/10152683666786957Elan君による「SoBike」のステートメントは以下のとおり。・外に出て、何かを見つけ、興味を持つこと。・興味を持ったことを共有してディスカッションを重ねること。・地域のオピニオンリーダーに直接出会い、話を聞くこと。・そしてそれを楽しむこと。「BAMBOOBIKE」で美しい村を巡るなかで学ぶことはとても多いとElan君は語ります。このように「SPEDAGI」は地域の様々な出会いと課題解決の機会を生み出す取り組みに育っています。「SoBikeフェイスブックページより」「SoBikeフェイスブックページより」「SoBikeフェイスブックページより」50