ブックタイトル桑沢デザイン研究所 教員研修会 研究レポート No.45 2017

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概要

桑沢デザイン研究所 教員研修会 研究レポート No.45 2017

タイプフェイスデザイン②豊島晶|ビジュアルデザイン担当Aki Toyoshima50初夏に新芽を伸ばすことから名前がついた「なつと動きのある有機的なエレメントを楽しんでいただタイプフェイスデザイン②め」は、万葉集にも登場する日本人に古くから親しければと思っています。まれている植物です初。夏にそ新ん芽なを「伸ばなすつこめと」かのら名よ前うがなつ、いた「なつまめた」、はこ、の万「葉な集つにめも登B・M」場するは日、本日人本タイポグラフィに古くから親しまれている植物です。そんな「なつめ」のような縦組でも横組みで縦組でも横組みでも抜け感のある爽やかで軽やかな年鑑2018年にて、審査員特別賞を受賞しました。も抜け感のある爽やかで軽やかな気持ちの良い書体になっています。気持ちの良い書体になっています。骨格は直線と曲線で構成し、幾何学的なつくりでありながら行書のような滑らかでリ骨格は直線と曲線ズムで構感の成あしる、流幾れ何を意学識的しなてついくますり。で私の受け持っている昼間部選択の「レタリング」ありながら行書のよまうたな、エレメント滑らかでリズムは寄席文感字のあハライ、トメ、ハネ、テン、る流と夜間部「レタリング・タイポグラフィ」などのパーツを使用し細で学生たかいディテールまでこだわり、全体的に固めの筆ペンで書いたような雰囲気が出るよれを意識しています。ちにもオリジナルのディスプレイ書体の制作を課題うに調整しました。また、エレメントは寄席文字のハライ、トメ、ハにしています。この書体はディスプレイ書体で、ファミリーでB(ボールド)とM(ミディアム)ネ、テン、などのパーツの2ウエイトを使用をし制細作しか、ポスターいディテールや小型グラフィックその授の業キャッチコピーの中で、文字や制見出作しに、お書いて一番大切なもまでこだわり、全体籍的のにタイトル固めのや筆様ペン々なロゴタイプ、で書いたよ文う章量のの少なは「いポエム骨格」やの短面歌白なさどにだもと使い用うしこていとを伝えています。ただけると思います無機的な骨格の絶妙なバランスと動きのある有機的なエレメンな雰囲気が出るように調整しました。今年度の学生たちも、ぐるぐる目の回るような書体、トを楽しんでいただければと思っています。この書体はディスプレイ書体で、ファミリーで記号暗号のような書体、クリップのようなくねくねまた、この「なつめB・M」は、日本タイポグラフィ年鑑2018年にて、審査員特別B(ボールド)とM(ミディアム)賞を受賞しました。の2ウエイトをした書体、風が吹いたら飛んでいってしまいそうな制作し、ポスターや小型グラフィックのキャッチコ書体など、とても個性的で感性豊かな作品がたくさ私受け持っている昼間部選択の「レタリング」と夜間部「レタリング・タイポグラピーや見出し、書籍のタイトルや様々なロゴタイプ、ん生まれました。フィ」で学生たちにもオリジナルのディスプレイ書体の制作を課題にしています。文章量の少ないポエムや短歌などにも使用していた今後の学生たちにも今までにない新しい書体を制その授業の中で、文字制作において一番大切なものは「骨格」の面白さだということだけると思います。を無伝機えて的いなま骨す格。の絶妙なバランス作してくれるのを期待しています。今年度の学生たちも、ぐるぐる目の回るような書体、記号暗号のような書体、クリップのようなくねくねした書体、風が吹いたら飛んでいってしまいそうな書体など、とても個性的で感性豊かな作品がたくさん生まれました。今後の学生たちにも今までにない新しい書体を制作してくれるのを期待しています。