ビジュアルデザインVisual Design

浅葉克己ゼミ

浅葉克己
Art Director

桑沢デザイン研究所所長。ライトパブリシティを経て、1975年浅葉克己デザイン室を設立。以後アートディレクターとして、日本の広告史に残る数多くの名作ポスター、コマーシャル等を制作する。日宣美特選、東京TDC賞、毎日デザイン賞、日本宣伝賞・山名賞、日本アカデミー賞最優秀美術賞、紫綬褒章、東京ADCグランプリなど受賞歴多数。東京TDC理事長、東京ADC委員、JAGDA理事長、AG(I国際グラフィック連盟)会員。デザインアソシエーション会長。日本卓球協会評議員、卓球六段。2013年春の叙勲で旭日小綬章を受章。

[担当教員名]
浅葉 克己
桑沢デザイン研究所所長
高根 京子
書道家
杣田 佳穂
ミサワバウハウスコレクション学芸員
青山 眞
桑沢デザイン研究所専任教員
[共通テーマ]

浅葉ゼミと孤独

外国から入って来たモノに憧れ、日本の伝統の中にある宝物との葛藤の中から新しいデザインを生み続けている日本人。佐賀が生んだ、政治家にして書家の副島種臣は「衆人皆酔う。我独り醒む」と言う。自分の得意としている武器をさぐり当て、未来のデザインの鉱脈を探し出せ。デザインの過去・現在・未来を見すえて、自分にしか出来ないデザインに挑戦する。

2013年度作品紹介

LINE FONT01 LINE FONT02
LINE FONT:3A石橋 ちひろ

重なり合う線によって生まれる文字。一本の細い線が重なって組合わさる事で繊細な線が、厚みを増してひとつの文字へと変わることを表現しました。線の重なりによって生まれる厚みやぴんと張った糸のイメージから、凛とした文字の音のような響きが感じられればと思っています。

CLOUD FONT01 CLOUD FONT02
CLOUD FONT:3C久保 夏生

CLOUD FONTはその名の通り雲をモチーフにしたフォントです。雲と雲とが合わさり姿形を変えるように、文字もつなげることで意味を持った言葉が続いていきます。このフォントを使うことで視覚的に雲のような広がりやつながりを感じてほしいと思います。