[担当教員名]
- 藤田 恭一
- 吉野 雅彦
- サロンドクチュールウエダ/ヨシノ
- 金子 祥江
- 桑沢デザイン研究所専任教員
桑沢デザイン研究所卒業後、株式会社イッセイミヤケに入社。1993年、独立。「KyoichiFujita」のブランドを立ち上げる。1999年、毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞。2008年よりピエール・カルダンジャパン、2011年よりニューヨーカーのクリエーティブディレクターを務める。
桑沢には固有の言葉(表現)があるので、その言葉で語ります。基礎造形、基礎デザインからは、立体・平面の基礎を学びました。それは、色や形を考える上で欠かす事の出来ない言葉です。又、手を使って染めたり織ったりするテキスタイルや、モデリングからは、身体や布との会話を学びました。語る言葉(テーマ)は自由。ただし、2年間学んだ桑沢の言葉(表現)で作品が語る事。そこには決して他に無い、優しさや緊迫感があり、ひたむきさがあり、若さの喜びがあると思います。
動物には身を守るために身体には様々な模様や柄が存在します。しかし、ヒトには身を守るために服は着ますが、身体には模様や柄などはありません。それは「人柄 」という目には見えない物で、話をしないとわからないものですが、それを人柄として視覚化させ表現しました。
廃墟となった神殿を守る人々をイメージし、トライバルタトウーなど少数民族がもつプリミティブなイメージを表現した。ベースの麻素材に銀の箔プリントを施し、スパンコールをちりばめことで、モダンなデザインに仕上げた。