日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

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卒業生インタビュー

荒井 貴文

総合デザイン科 ファッションデザイン専攻
2005年卒業

荒井 貴文 / シューズデザイナー

荒井 貴文

シューズデザイナー

  • 1983年長野県生まれ
  • 2002年私立和光高校卒業
  • 2014年Diesel Italy propsに入社

イタリアでアパレルブランドの靴部門のデザインを担当しています。会社内でデザインのほかに、休日に外注、アウトワーカーとしてクラシックなオーダーメイド革靴の底付け作業をすることもあります。ファッションアイテムのなかでも特に独特な構造バリエーションやデザインパターンの豊かさが靴の魅力のひとつです。

現在は靴に魅了されていますが、高校時代はやりたいことがわからず、ファッションに関係する仕事にぼんやりと興味があっただけでした。〈桑沢デザイン研究所〉へ入学したのは、母の母校でもあり総合教育という面でさまざまな分野のデザインに触れることができると聞いていたので、志望する仕事を見つけていけたらいいなと思い決めました。〈桑沢〉に入ってから色々な分野のデザイン、ファッションの学習を通して靴に出会いました。
学生時代の私は優等生とはほど遠いもので、課題以外は本当に靴づくりに没頭していました。平日の夜は毎日のように浅草の靴工場に通い、仕事を終え残っている職人さんを捕まえては自分がつくったものを見ていただき、靴づくりに関するパターンメーキングから製甲、底付け作業までたくさんのことを教えてもらいました。学校の課題だけでは得られない、「積極的に突き詰める」面白さ、そして大切さに気づかされました。
『東京コレクション』の際は授業を抜け出しジャンルを問わずショーを観たり、有名デザイナーの講演会に参加したりと他の分野に幅広く触れたこと、最終学年次に「靴」という形で自分を自由に表現したものを先生方に見ていただけたのは、とてもよい思い出です。このような活動、行動を見守りやりたいようにやらせてくれるのも〈桑沢〉のよいところだと思います。その経験はいまの道に進む大きな助けになりました。

将来はファッションの中心パリで、トップブランドの靴をデザインするのを目標に、流行に流されない、ずっと残っていけるような靴をつくることができたならと思っています。

 <インタビュー 2015年3月>©桑沢デザイン研究所

荒井 貴文

ITS 2014出品作品

荒井 貴文

ITS 2014 アクセサリー部門YKK特別賞受賞作品

 <インタビュー 2015年3月>©桑沢デザイン研究所

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