日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

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卒業生インタビュー

小出夏子

総合デザイン科 スペースデザイン専攻
2018年卒業

小出夏子 / インテリアデザイナー

小出夏子

インテリアデザイナー

  • 1991年シンガポール生まれ
  • 2015年早稲田大学国際教養学部卒業
  • 2018年日建スペースデザイン入社

多様なデザインを総合して成り立つ空間今の仕事につながる〈桑沢〉での学び

インテリアデザイナーとして、企業のオフィスにおける働く環境づくりに携わっています。 クライアントが今どのような働き方をしているか、新しいオフィスに何を求めているかを分析し、よりよい働き方や豊かな体験を提案するコンセプトづくり、それを実現する空間設計をしています。 また、ホテルの仕事なども手がけていますが、オフィスのデザインの本質が従業員の働き方のデザインであるように、ホテルのデザインの本質は訪れたゲストにとってのスペシャルな体験やホスピタリティです。 ゲストの満足感を充足するためのデザインを心がけて向き合っています。

私は大学4年生のときに就職活動する中で、クリエイティブに関わる仕事につきたいという思いが強くなりました。 自分の可能性を見出したいと考え、〈桑沢〉で学び直す決意をしました。 〈桑沢〉に入学した当初は、希望する専攻がまだ決まっていませんでした。 しかし、1年次にさまざまなデザイン分野に触れデザイン全般の基本を学んだことで、自分は人を取り巻く大きなものを手がけたいのだと気づき、スペースデザイン専攻に進路を決めました。 インテリアは建築や内装材だけでなく、グラフィックやプロダクト、テキスタイルなどさまざまなデザインによってつくられます。 よい空間をつくるにはそのすべてを把握しコントロールしなくてはなりません。 〈桑沢〉での多様なデザインとの触れ合いが、今の仕事につながっています。

プロジェクトの多くはチーム単位で取り組んでおり、意見を出し合いデザインをブラッシュアップしていくプロセスがとても重要です。 同級生と協同したグループワークや、先生と学生が隔てなく意見し合えた〈桑沢〉での経験は、今に生かされています。

スペースデザインの授業では、住宅の建築や商業施設の内装、実物をつくるエレメント家具などまったく違う課題を行うことで、 それぞれスケール感が異なることを同時進行でこなしていくという実践的な仕事のプロセスを学びました。 〈桑沢〉に入学するまでは、「カッコいいものをつくる=クリエイティブ」だと思っていました。 しかし、課題に取り組み、デザイナーの生の声を聞き、同級生たちのさまざまな作品に触れる中で、社会や人の抱えている問題を解決した結果がカッコよくて素敵なデザインにつながることに気がつきました。 デザインの世界は作品で評価されます。 大学卒業後に〈桑沢〉で本格的にデザインを学びはじめた私ですが、今、希望する職につくことができ、夢中で働いている自分に誇りを持っています。

 <インタビュー 2021年3月>©桑沢デザイン研究所

小出夏子

内装設計を手掛けた、東京某オフィスクライアントエリア

 <インタビュー 2021年3月>©桑沢デザイン研究所

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