日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

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卒業生インタビュー

小川 暢人

デザイン専攻科 スペースデザイン専攻
2008年卒業

小川 暢人 / インテリアデザイナー

小川 暢人

インテリアデザイナー

  • 1983年茨城県に生まれる
  • 2008年Wonderwall Inc. に入社
  • 2011年BROOK として独立

「デザインとは何か」。デザインの根本とデザインを考える上でのプロセスの 重要性を〈桑沢〉で学びました。
僕はインテリアデザイナーをしています。手がけているのは、主にオフィスの内装デザインです。オフィスのデザインは、企業ブランディングも含め、その会社が思っているものを空間で表現し、アピールする目的があります。そして、働いている人たちがよりよい環境で働ける空間をつくること。また、少子化で人材確保が難しいなかで、いかに採用に結びつけるオフィスをつくるかという課題もあります。

僕が手がけている仕事のクライアントの多くは大きな会社の社長です。一代で上場企業に登りつめる社長は、プレゼンテーションの際に内容がからっぽだとすぐに見抜き、核心を突く質問をされます。スペースデザインは知識と経験があれば、何となくそれっぽいものがつくれてしまう。でも、それではよくない

〈〈桑沢〉で教わったプロセスの重要性がここで役立ちます。それは、その会社のブランドに対してどういったことを考え、表現することで、どういう効果が得られるかをしっかり組み立てるということです。ふわっとしていて、何となくカッコいいだけでは、プレゼンテーションはできませんし、相手に伝わりません。

〈桑沢〉に入るまでは、デザインとは特別な人がやる大変なものだと思っていました。しかしあるとき、先生の話に衝撃を受けました。それは、「八百屋のおじさんもデザインしているんだよ」という言葉です。八百屋の商品、果物や野菜をどこにどうやって置くのかを考えることが、もうすでにデザインだ、ということです。
誰もがデザイナーであり、クリエイティブなものはデザイナーに限ったことではない。デザインは一般的なものだと視野が開けました。
デザインとはどういうものか、考え方にはいろんな角度があるということ。そして、基盤をしっかりと組んでから、それをどうやって形にしていくか。〈桑沢〉で学んだことを、今でもしっかり実践しています。

 <インタビュー 2016年3月>©桑沢デザイン研究所

小川 暢人

 <インタビュー 2016年3月>©桑沢デザイン研究所

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