日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

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卒業生インタビュー

リブル 流可

総合デザイン科 ファッションデザイン専攻
2014年卒業

リブル 流可 / エディトリアルデザイナー

リブル 流可

エディトリアルデザイナー

  • 1990年高知県生まれ
  • 2009年高知県立高知西高等学校卒業
  • 2014年株式会社 fairground入社
  • 2016年株式会社 ハースト婦人画報社入社

私は現在、雑誌『エル・ジャポン』の誌面レイアウトをするなど、エディトリアルデザインの仕事をしています。ポスターやサイネージ広告の制作も行っています。〈桑沢〉ではファッションデザインを専攻していましたが、入学以前からファッションに絞ることなく、広くデザインの仕事に興味を抱いていました。それは桑沢の卒業生でもあるデザイナー吉岡徳仁さんの作品を見たことがひとつのきっかけです。ジャンルにこだわらず、あらゆる素材を用いて、今までにない発想でものづくりをされている。そのクリエイターとしての柔らかな姿勢に憧れていました。幸いにも、〈桑沢〉では1年次にすべてのジャンルにわたってデザ インの基礎を学ぶことができます。グラフィックやスペース、写真など多岐にわたって自身の創作への思いを刺激する機会となりました。そうした多種多様なデザイン、素材やツールに触れるチャンスを得られたことが、現在の仕事においても、ジャンルや素材に囚われることなく挑戦しようとする自身のスタイルを形づくってくれているのだと思います。

〈桑沢〉での学びはどれも印象深く、興趣が尽きないものばかりですが、特にファッション論の授業は、現代のトレンドから時代ごとのデザインの変遷までを学ぶ、とても貴重なものでした。なかでも記憶に残っているのは「Fashion is always fake(ファッションはフェイクである)」という言葉。こうした授業でデザインの広範な考え方を知りました。また、プレゼン資料を作成するためにフォトショップやイラストレーターといった、仕事をするうえで欠かせないデザインソフトを習得できたことも大変実用的な学びでした。学生同士で行ったファッションショー も思い出深いものです。自分がデザインした服を出展したり、他の人がデザインした服を着るモデルをしたりと、ショーの舞台裏を経験することができました。イベント運営は慣れない工程も多く、大変ではありましたが、その中でたくさんの先輩や後輩たちと出会い、多くを学びました。

〈桑沢〉は人と出会う環境としても恵まれています。授業は少人数なので、お互いにゆっくりとつき合うことができます。私は先輩や先生、友人たちにとても恵まれたと思います。同じ専攻の人だけではなく、ジャンルを超えて得られた出会いが自分にとっての宝物です。社会人になったいまも、仕事で困ったことがあると真面目に相談にのってくれたり、あるいは一緒にふざけたりもできる。別の仕事をしていても、ともにデザインの話ができる仲間がいる。かけがえのない学生生活が送れました。

 <インタビュー 2017年3月>©桑沢デザイン研究所

リブル 流可

『ELLE JAPON』 2017年1月号

 <インタビュー 2017年3月>©桑沢デザイン研究所

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