スペースデザインとは:エレメント、インテリア、住環境という目に見える形をつくるが、本質的には「人」「モノ」「空間」という3つの関係のデザインのことを指します。「都市」とどのような関係を持つかという建築的な視点も必要です。
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※時間割は2022年度の参考例です。
合同講義…専攻デザイン科の1年生の全学生が聴講する講義。
4つの専攻分野ごとに講師を招き、分野の垣根を越えて多面的にデザインの広がりに触れます。前期後期に2回ずつ3~4限開催。
チュートリアル…1年生全員に対しての講義、およびグループ単位でのポートフォリオ相談などを行います。
前期の終わり、および後期の始まりの時期に集中して行います。
平面を異なるスケール(縮尺)でとらえ、立体、そして空間を形づくることで、スケール感を学びます。1枚の平面を実寸でとらえ、立体を形づくりながら、ランプシェードというエレメントデザインに発展。次に、同じ大きさの平面を1/50スケールとして空間のデザインへと展開する一連のプロセスを学びます。
世界でも最先端として認識される日本の住宅建築のさまざまな例から、戦後日本の住宅建築史をリサーチします。模型作りや図面のトレース、実際の住宅見学をしながら、最後には、ある敷地条件に沿って住宅を設計します。価値観が多様性を増していく現代社会において、住宅の本質とは何かを考えます。
商空間は、より客観的な空間の快適性が求められます。課題では、実在する物販店や飲食店、それらを取り巻く公共空間をリサーチ。「人」と「モノ」との新しいあり方を探ります。その結果をもとに、ある敷地条件のもと、商空間をデザインし、現代の都市環境におけるインテリアの新しい可能性を追求します。
建築設計/インテリアデザイナー/商業施設デザイナー/リフォームデザイナー など
建築設計、インテリアデザイン、商業施設デザイン、リフォームデザインの求人が多いです。企業から個人のデザイン事務所まで、幅広い求人があります。
都築 彩香
大学を卒業してから出版社に就職し、旅行などをテーマにした雑誌の編集に携わっていました。仕事を通して、誌面をレイアウトするデザイナーと接するうちに、デザインに興味を…
中村 亜香里
大学時代に舞台美術にかかわったことがきっかけで、空間デザインに興味をもつようになりました。 「日本の優れた空間デザイン」という特集の雑誌で〈桑沢〉出身のデザイ…
樋田 明広
高校卒業後、音楽スタジオで働きながら音楽活動をしていました。今も時々作曲の仕事をしています。ある時、建築家の隈研吾さんが内装を担当した「Red Bull Music Studios Tokyo」に行く…
武政 璃沙子
ショッピングで渋谷を歩いていたときに、偶然〈桑沢〉を見つけました。「この学校は何を学ぶところだろう」と興味をもち、早速調べてみました。そのときに初めて、「デザインを仕事にする道…
飯田 航起
社会人として4年間、営業の仕事をしていました。でも、スペースデザインの仕事をしたいと思い、〈桑沢〉に入学しました。入学以前はデザインに直接関わったことがなく、作品をつくること自体が…
ブランドマネージャー
陣内裕子
有田焼のブランドである「2016/」のブランドマネージャーをしています。この「2016/」はその名のとおり、2016年に佐賀県の有田焼創業400年記念事業の一環としてのプロジェ…
映像クリエイター
奥平 眞司
YouTube のチャンネル「OKUDAIRABASE」を主宰して、暮らすことの楽しさを伝える映像を制作し発信しています。 YouTuber になったきっかけは、大学に進学…
建築家
佐野 茜
大学を卒業して住宅販売の会社に就職しましたが、そこで働いているうちに高校時代に目指したことのある建築の仕事がしたくなりました。〈桑沢〉の説明会で話を聞き、スペースデザイン…
建築家
小田 竜太郎
高学歴の人たちが多い建築業界のなか、私はバイタリティーで勝負しているのかもしれません。現在は、住宅やクリニックの設計を主とする建築事務所に所属しています。仕事の…
インテリアデザイナー
粟野 雄介
nendoは、建築、インテリア、プロダクト、グラフィックと幅広くデザインを手がけています。社内は大きくは、「クウカン系」と「モノ系」に分かれていて、私は「クウカン系」を担当しています。とはいえ、両チームに…
インテリアデザイナー
西尾 健史
空間デザインを中心に、家具製作、ワークショップの主催など幅広く活動しています。共通しているのは「人とモノ、人とまちの関わり方」です。きっかけは東日本大震災でした。当時は設計事務所に勤めていましたが、…
インテリアデザイナー
小川 暢人
僕はインテリアデザイナーをしています。手がけているのは、主にオフィスの内装デザインです。オフィスのデザインは、企業ブランディングも含め、その会社が思っている…
アーキテクト
塚越 龍馬
人と人との関係の中で、考えて空間を設計する。建築や遺跡に興味があり、高校卒業後、半年働いては半年海外に行くという生活をしていました。特にインドで人間らしく生きる…