内容紹介 - Contents

浅葉克己ゼミ - ビジュアルデザイン

浅葉克己
  • 浅葉 克己
  • ASABA Katsumi
  • Art Director

桑沢デザイン研究所所長。ライトパブリシティを経て、1975年浅葉克己デザイン室を設立。以後アートディレクターとして、日本の広告史に残る数多くの名作ポスター、コマーシャル等を制作する。日宣美特選、東京TDC賞、毎日デザイン賞、日本宣伝賞・山名賞、日本アカデミー賞最優秀美術賞、紫綬褒章、東京ADCグランプリなど受賞歴多数。東京TDC理事、東京ADC委員、JAGDA理事、AGI(国際グラフィック連盟)会員。デザインアソシエーション会長。日本卓球協会評議員、卓球六段。

[担当教員名]
浅葉 克己桑沢デザイン研究所 所長
高根 京子書道家
杣田 佳穂ミサワバウハウスコレクション 学芸員
青山 眞桑沢デザイン研究所 専任教員
「ミサワ デザイン 2011 バウハウス」(ぼろきれお化け)

共通テーマ[ デザインは爆発だ。]

芸術家「岡本太郎」はかつて「芸術は爆発だ」「何だ、これは!」と叫び時代を牽引したことは知っているだろうか。この閉塞感のある時代をデザインの力で爆破してほしいと思う。デザインはいつも人間の新しい時代を切り開いてきた。若者にはその火をつける特権があると思う。

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  • CLOUD FONT

川俣忠久ゼミ - ビジュアルデザイン

川俣忠久
  • 川俣 忠久
  • KAWAMATA Tadahisa
  • Creative Director

1979年、株式会社日本デザインセンター入社。同社にてトヨタ自動車、日本放送協会(NHK)、伊勢丹、雪印、GE、セイコーウォッチ、ミツカンなどの広告、セールスプロモーション、CI VI、ロゴマーク、装丁、パッケージに携わる。現在、株式会社日本デザインセンター専務取締役。クリエイティブディレクター。

[担当教員名]
川俣 忠久
青木 克典バタフライ・ストローク・株式會社 代表
池田 晶紀ドラッグアウトスタジオゆかい 代表
辻原 賢一桑沢デザイン研究所 専任教員
2012年2月9日に外部から現役デザイナーも招いて行われた川俣ゼミ「卒業制作発表審査会」の様子

共通テーマ[ オリジナリティ ]

このゼミでは「オリジナリティ」とは!をテーマに追求して来ました。ゼミ生一人ひとりが、社会や人を自分の表現で幸せにしたいという情熱を常に持ち、さらにその可能性にチャレンジしていくこと。これがデザインをする意義と楽しみだと気づいてもらえたらと思いこの一年間勉強してきました。これからはこのことを一つずつ発信していく明日への最初のステップとしてゼミ生の『今の気持ち』を是非ご覧ください。

  • やっかいの部屋

八十島博明ゼミ - ビジュアルデザイン

八十島博明
  • 八十島 博明
  • YASOJIMA Hiroaki
  • Graphic Desiger

1985年桑沢デザイン研究所グラフィックデザイン研究科卒業後、森啓デザイン研究室に入社。1992年GRID CO.,LTD.設立。主な仕事として科学雑誌『日経サイエンス』誌のアートディレクションの他、インテリア関連グラフィック、展覧会グラフィック等。情報伝達において「解りやすく、読みやすく、ユーザーに親切」をデザインの基本におく。著書に『MACで描く科学イラスト』(1994年、日経サイエンス社)

[担当教員名]
八十島 博明
天野 誠ブックデザイナー、図書設計家協会会員、長岡造形大学講師
川畑 明日佳桑沢デザイン研究所 専任教員
「幹細胞ハンドブック」(京都大学iPS細胞研究所)

共通テーマ[ 差 ]

書物は映像表現のように時間を包み込むメディアです。ひとつの文字が連なって文章となるように、二次元の紙も三次元的に連続していくことでひとつの物語を形成することができます。当ゼミでは「デザインする」という行為を単なる「造形」のみならず意味内容に深く留意してもらうべくひとつの漢字の字義をテーマに据えました。今回は「差」の持つ字義がテーマです。この共通テーマを考察し、各々が導き出した作品をぜひ手にとってご覧いただき厳しい批評をお聞かせいただければ幸いです。

  • モノトリウム
  • 日中の差

白根ゆたんぽゼミ - ビジュアルデザイン

白根ゆたんぽ
  • 白根 ゆたんぽ
  • SHIRANE Yutanpo
  • Illustrator

1968年 埼玉県深谷市生まれ。桑沢デザイン研究所グラフィック研究科卒業後フリーのイラストレーターとなる。雑誌、広告、Web、CDなど幅広いジャンルへ作品を提供している。 代表作にマイケルムーア「アホでマヌケなアメリカ白人」日本版装画。アマダナ「こんなふうには使えません」イラストシリーズ。Google日本語入力技術解説コミック作画。BRUTUSスターウォーズ特集「クリーチャー動物園」イラストなど

[担当教員名]
白根 ゆたんぽ
網中 いづるイラストレーター
小田島 等アートディレクター・イラストレーター
大塚 いちおアートディレクター・イラストレーター
都築 潤イラストレーター
中谷 靖彦桑沢デザイン研究所 非常勤教員
翔泳社 「ビジネスモデル・ジェネレーション」日本語版 書籍カバー

共通テーマ[ 描いてひらく ]

当ゼミはグラフィックデザインの一要素であるイラストレーションを多角的にとらえ、前期では共通の課題、後期では各自の作品のファイル制作による実践・講評をくりかえし「1枚1枚を描き上げる力」「描いてつたえる力」をつけてきました。共通テーマにある「ひらく」は開く、拓く、などいろいろな使い方のできる言葉です。卒業制作を最終目標とするのではなく卒業後、次の世界へ学生が進んでいくためのステップと捉えて設定した開放的なキーワードでもあります。

  • ランプ

高井薫ゼミ - ビジュアルデザイン

高井薫
  • 高井 薫
  • TAKAI Kaoru
  • Art Directer / Graphic Designer

1967年東京生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。サントリー宣伝部を経て2002年よりサンアド所属。主な仕事に、サントリー、ユナイテッドアローズグリーンレーベル、アナザーエディション、HaaT(ISSEY MIYAKE INC.)、ユニクロ、日本郵政グループ、CLASSICS THE SMALL LUXURY ハンカチデザインなど。21_21 design sight チョコレート展、凸版グラフィックトライアル展に参加。ADC賞、朝日広告賞グランプリ、JAGDA新人賞など受賞。広告のアートディレクションを中心にファッションビジュアルブック、パッケージデザイン、CD ジャケットデザイン、映画の宣伝美術、商品デザインまで手掛ける。

[担当教員名]
高井 薫
粟野 隆浩桑沢デザイン研究所 専任教員
CLASSICS THE SMALL LUXURY ヨロシクハンカチ

共通テーマ[ 題名をつける ]

ものをつくるときにまず題名を考えてみる。例えば『あけにくい箱』とか『クイズのようなポスター』とか。それはよく言われるコンセプトというものなのだが、題名と考えればより的確でわかりやすい、自分はどんな人間で、これはどこが見せ場なのか。独自な視点のその一言を探すことは、アートディレクションにもグラフィックデザインにも直結します。明快なアイデアを考え始めた16人は少し骨太になった。この一年で見つけた、それぞれの「視点」を楽しんでほしいと思います。

  • If vision
  • 日本判じ絵辞典

大島洋ゼミ - ビジュアルデザイン

大島洋
  • 大島 洋
  • OSHIMA Hiroshi
  • Photographer

写真家であると同時に、『写真装置』(1980-1983)の編集発行や編著・企画など写真にまつわるさまざまな展開を行う。主な写真集・著書等に『幸運の町』(1987年)『写真幻論』(1989年)『ハラルの幻─ランボーを追ってアデンまで』(1992年)『アジェのパリ』(1998年)『灘渡る古層の響き』(2011年)など。編著に『写真家の時代』(1993年)『世界の写真家101』(1997年)『写真に帰れ・伊奈信男写真論集』(2005年)など多数。第1回写真の会賞、第28回伊奈信男賞などを受賞。

[担当教員名]
大島 洋
鈴木 達也桑沢デザイン研究所 専任教員
「千の国、千の顔—エチオピア」より

共通テーマ[ 空間の事象 ]

写真を学ぶとは、モラルと好奇心との隔たりとその広大な空間に日々繰り広げられる事象と向き合って生きる「術」である。その視線の広がりこそが写真の醍醐味であり、これはまさに、19世紀の半ばに写真が誕生した時代から21世紀の現代まで生き続けてきた写真の営みでもある。こんな写真が、楽しくないはずがない。その「術」を学ぶことが魅力的でないはずがない。カメラは私たちの掌中にある。

  • FORM

高橋敏ゼミ - ビジュアルデザイン

高橋 敏
  • 高橋 敏
  • TAKAHASHI Ving
  • Package Designer

1979年 高橋敏デザイン事務所設立 1984年(株)イフカンパニー設立。主な作品に日本コカ・コーラ 「アクエリアスシリーズ」、ハウス食品「バーモントカレー」「うるおい美率」「黒豆ココア」サントリー「伊右衛門GREEN ESPRESSO」「マグナムドライ」、TDK DVD、オーディオ・ビデオテープ等がある。著書『10人のパッケージデザイナー』(共著/1994年/六耀社) 、『TDKを巻きもどす』(2001年/六耀社)。展覧会「パッケージマニア展」(2007年)、「PACK⇔UNPACK展」(2007年)、「HIRAKU展」(2008年)、「ZAKKA展」(2010年)、「ZAKKA展2」(2011年)。受賞歴 1985年「日本パッケージデザイン大賞」、1996年「ロンドン国際広告賞部門賞」、1997年、2001年、2003年、2009年「日本パッケージデザイン大賞銀賞」など。

[担当教員名]
高橋 敏
錦織 章三パッケージデザイナー
船橋 淳映画監督
平野 吉雄桑沢デザイン研究所 特任教員
「アクエリアス」300ml缶

共通テーマ[ 自分さがし ]

高橋ゼミは、自分さがしをテーマに各自が持っている才能を引き出すことを目的にしています。自由に一つのテーマを設定し、リサーチ、企画立案、立体デザインを制作します。その研究発表の場として卒業制作展をとらえています。楽しくなったり、今までになり新しい発想であったり、「人が元気になるデザイン」を感性豊かにとらえて表現します。

  • mybut
  • CROSS CARD

専攻科(夜間) - ビジュアルデザイン

専攻科(夜間)
  • デザイン専攻科2年[夜間部]
  • ビジュアルデザインコース

[ ポスター課題制作からの選抜作品 ]

これらの作品はビジュアルデザインコース(夜間部)の2年後期 必修授業[ビジュアルデザイン]からの選抜作品です。
この授業では自らのメッセージを,ビジュアルデザインを通じ社会にむけて発信することをテーマとしました。
そのため表現の創意工夫をする前にまず,“自分は今の社会や人々に何を伝えたいのか?”という自らの考えを明確にすることからスタートしました。
だれにどのようなメッセージをいかに伝えるのか。
ロゴマーク,写真,イラスト,キャッチコピー,など多様なビジュアル要素を相乗的に用いて強いメッセージとなるよう工夫しました。
作品を通して,彼らのメッセージを感じていただければ幸いです。

[ 授業課題制作からの選抜作品 ]

ビジュアルデザイン夜間部学生による,必修選択授業における課題制作からの選抜作品です。
ビジュアル分野には,多くの専門的なジャンルの授業があります。
『アドバタイジング』,『エディトリアル』,『パッケージ』,『イラストレーション』,『フォトグラフ』,『Webデザイン』,『シルクスクリーン/エッチング』上記の中から,自らの進むべき方向の授業を複数選択し,それぞれの作品を制作しました。
バラエティ豊かなアイデアと表現,そしてデザインに対する熱意を感じていただければ幸いです。

渡辺弘明ゼミ - プロダクトデザイン

渡辺弘明
  • 渡辺 弘明
  • WATANABE hiroaki
  • Designer

1984年、桑沢デザイン研究所リビングデザイン研究科卒、リコー入社。のちにfrogdesign、ziba DESIGNを経て、1995年、プレーン設立。PC、通信機器、家電、AV機器等コンシューマー機器から、医療機器、試験器に至るさまざまなメーカーのプロダクトデザインを手がける。 グッドデザイン賞審査委員。

[担当教員名]
渡辺 弘明
本田 圭吾桑沢デザイン研究所 専任教員
Iwatani AMORFO PREMIUM 2010

共通テーマ[ 自由テーマ ]

デザインは日常の行為である。デザインの対象は如何なる場所にも存在するが、ソコにはいつも大きな壁がある。見慣れた物や慣習、既成概念と呼ばれるもので、当たり前と思った瞬間から思考を停止させクリエイティビティを阻害する。これから巣立つ学生が社会に於いて "知る" ことは既成概念を増幅させることにも繋がる。私が求めたいのは "当たり前" にも疑問を持ち、完成度、実現性など二の次、提案性溢れる作品。のびのびとした学生らしい夢のある未来を語って欲しい。

  • SIGNALINE 自転車用信号システム

金子富廣ゼミ - プロダクトデザイン

金子富廣
  • 金子 富廣
  • WATANABE hiroaki
  • Designer

桑沢デザイン研究所卒業後、工業デザイン事務所KAKに入社。秋岡芳夫のデザイン指導を10年あまり受けたのち、1975年、金子デザインオフィス設立、1989年、株式会社オーブに社名変更。水差し、ベビーカー、使い捨てカメラ、オーディオ機器などの日常品から、医療機器や工作機械に至るまでの多分野の商品開発に携わる。デザイン賞多数受賞。「Gマーク」審査員歴任。

[担当教員名]
金子 富廣
中田 和裕桑沢デザイン研究所 専任教員
津波避難タワー

共通テーマ[ 自由テーマ ]

プロダクトデザインは身近な生活用品から産業機器に至るまで広い領域に関わる分野です。このゼミでは、ライフスタイル、市場、流通、プロモーション、事業への提案などを新しい「かたち」に作り出すことを目的に、コンセプト立案からイメージスケッチ、設計、試作、モックアップモデル製作までを、学生たち自らが進めました。3年間の集大成としてのプロジェクトをどうぞご覧ください。

  • NOTICEA
  • MFE-01,MFE-02

専攻科(夜間) - プロダクトデザイン

専攻科(夜間)
  • デザイン専攻科2年[夜間部]
  • プロダクトデザインコース

[ 授業課題制作からの選抜作品 ]

プロダクトデザイン夜間部2年の後期実習授業は
「プロダクトデザインF(材料加工法)」
「プロダクトデザインG(通信機器)」
「プロダクトデザインH(自由テーマ)」の3科目があります。
それら3科目の課題制作からの選抜作品です。
2年間の学習の成果をご覧ください。

  • Cururi / AGRIS
  • .oO bottle

内田繁ゼミ - スペースデザイン

内田繁
  • 内田 繁
  • UCHIDA Shigeru
  • Interior Designer

日本を代表するデザイナーとして商・住空間のデザインにとどまらず、家具、工業デザインから地域開発に至る幅広い活動を国内外で展開。毎日デザイン賞、芸術選奨文部大臣賞等受賞。2007年紫綬褒章受章。 代表作に、山本耀司のブティック、神戸ファッション美術館、茶室「受庵・想庵・行庵」、クレストタワー一連の内部空間、ホテル イル・パラッツォ、オリエンタルホテル広島他。メトロポリタン美術館、サンフランシスコ近代美術館、モントリオール美術館等に永久コレクション多数。著書に『インテリアと日本人』『茶室とインテリア』『普通のデザイン』『デザインスケープ』『戦後日本デザイン史』など多数。

[担当教員名]
内田 繁桑沢デザイン研究所 客員教授
大松 俊紀桑沢デザイン研究所 専任教員
Jang Heung Art Park(韓国)

共通テーマ[ 幸福のかたち ]

デザインが人々の幸福のためにあるとしたならば、人の幸福とは何かを考えなくてはならない。人が幸せと感じることはさまざまである。前期は気仙沼の復興をイメージして都市計画を行った。都市計画といっても、人が生きるための場の計画である。それは、幸せのための場とは何かを考えたものであった。後期はそうした前期の考察とともに「幸せのかたち」を考え、生きるための場、幸せのためのオブジェをデザインしたものである。

  • 小村雪岱美術館

藤原敬介ゼミ - プロダクトデザイン

藤原敬介
  • 藤原 敬介
  • FUJIWARA Keisuke
  • Interior Designer

1968年生まれ。1992年株式会社スタジオ80入社、内田繁、三橋いく代、西岡徹に師事。2001年退社後ロンアラッドアソシエイツで研修後、藤原敬介デザイン事務所設立。「銀座マロニエゲート」や「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」などのインテリアデザインを手掛ける。2010年木村拓哉主演月9ドラマ「月の恋人」のデザイン監修など活動は多岐に渡る。2011年、 International Festival of Architecture and Interior design Award、Asia Pacific Interior Design Award、など受賞。

[担当教員名]
藤原 敬介
藤原 俊樹桑沢デザイン研究所 専任教員
「5PM in the summer」

共通テーマ[ 表と裏 ]

表があれば裏がある。このことはあたりまえのことかもしれません。ただ、どちらが表でどちらが裏なのか?このことを改めて考えると、今まで気づかなかったことが見えてくるかもしれません。人間の内面、社会の実態、自然界のあり方など、我々が今まで見逃していた視点、そこをえぐり出すようなデザインを進めることを試みました。

  • Kaleidos

専攻科(夜間) - スペースデザイン

専攻科(夜間)
  • デザイン専攻科2年[夜間部]
  • スペースデザインコース

[ 授業課題制作からの選抜作品 ]

スペースデザイン夜間部学生による、2年次 後期課題制作からの選抜作品です。
空間デザインとは、自然や社会など、人間を取り巻くすべての環境や要素を相互に結びつける行為であります。
「空間デザイン」という行為の可能性を再度深く見つめながら、空間を構成しているエレメント、そしてインテリア、住環境の3つを主軸として、これからの空間デザインのあり方を提案します。

  • 華翠

藤田恭一ゼミ - スペースデザイン

藤田恭一
  • 藤田 恭一
  • FUJITA Kyoichi
  • Fashion Designer

桑沢デザイン研究所ドレス研究科卒業後、株式会社イッセイミヤケに入社。「デュエトリオ」や「I.S.」のチーフデザイナー等を経て、1993年、独立。「Kyoichi FUJITA」のブランドを立ち上げる。1999年、毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞。2001年、「ECLIPSE」のクリエイティブディレクターに就任。2008年より、ピエール・カルダンジャパンのクリエイティブディレクターを務める。

[担当教員名]
藤田恭一
吉野雅彦植田いつ子アトリエ
中村淑人桑沢デザイン研究所 専任教員
2011 AW pierre cardin 「黎明」

共通テーマ[ Speak‼ kuwasawa lang. ]

桑沢には固有の言葉(表現)があるので、その言葉で語ります。基礎造形、基礎デザインからは、立体・平面の基礎を学びました。それは、色や形を考える上で欠かす事の出来ない言葉です。又、手を使って染めたり織ったりするテキスタイルや、モデリングからは身体や布との会話を学びました。語る言葉(テーマ)は自由。ただし、2年間学んだ桑沢の言葉(表現)で作品が語る事。そこには決して他に無い、優しさや緊迫感があり、ひたむきさがあり、若さの喜びがあると思います。

眞田岳彦ゼミ - プロダクトデザイン

眞田岳彦
  • 眞田 岳彦
  • SANADA Takehiro
  • Clothing Designer/Artist

1962年東京都生まれ。画家であった父のもと年少より絵画を、そしてイッセイ ミヤケ社でデザインを学ぶ。その後ロンドンに在住し造形を学び彫刻家リチャード・ディーコンの助手を務め95年独立。以降、ロンドン、ニューヨーク、ベルギー、メゾンエルメス(東京)、森美術館ほか国内外で衣服造形作品発表を行う。また20歳代に世界を旅した異民族文化体験を経て、97年より日本各地で伝統繊維と地域と人を繋ぐ「日本繊維再考プロジェクト」を開催。2011年からは国立民俗学博物館外来研究員として文化人類学と衣服造形の研究を行う。その他、精神科医や臨床心理士とPTSD(心の外傷)の緩和を考察する衣服デザイン研究開発も行っている。現在、眞田造形研究所代表。女子美術大学教授。東北芸術工科大学客員教授。武蔵野美術大学非常勤講師等。著作「考える衣服」(スタイルノート)他。

[担当教員名]
眞田 岳彦
二宮 とみ染色家
山本 美穂子染織家
金子 祥江桑沢デザイン研究所 専任教員
「2011 ベルギー トルネイ作品展より」

共通テーマ[ 着生 = 着て生きる。 ]

アートの思想を衣服とテキスタイルの造形デザインを通し伝えます。衣服の造形デザインの基本となるコンセプト(何を伝えるか)をアートとデザインの両領域から考え、制作でも最も重要となる素材制作技術から形態、そして人と作品が融合するパフォーマンスやインスタレイション等の学びを通した自己表現の育成を行います。また、同時に本ゼミは、ファッション領域にとどまらず、インテリアやプロダクトデザインのためのリビング・テキスタイルの授業も取り入れ、独自の視点を持つ衣服とテキスタイルのデザイナー、造形家、クリエイターの育成を目指しています。

専攻科(夜間) - ファッションデザイン

専攻科(夜間)
  • デザイン専攻科2年[夜間部]
  • ファッションデザインコース

[ 企画 ]

ファッションデザイン夜間部学生による[企画]授業課題制作。
2年間で習得したファッションの基本(色、素材、形、パターン、ディティールなど)の学習を生かし、構想やデザインの意図を明確に表現伝達するためのプレゼンテーション課題制作。
自由なテーマ設定のもと、各自の個性を生かし取り組んだ成果の一端をご覧下さい。

[ モデリングC ]

平面作図や立体裁断を併用しながら各自のデザインをモデリングします。
イメージやフォルムを表現するために構造線やバランスに留意しました。
授業で作成した各自のモデリング作品の中から数点実物制作してショーに出展しました。

  • WARM
  • 女性徒
  • WARM

基礎造形専攻

基礎造形専攻
  • [附帯教育:夜間部]
  • 基礎造形専攻

基礎造形専攻は、桑沢デザイン研究所の長年にわたる基礎造形教育の実績を踏まえて設置された、デザインやアートなど造形の基礎的な感覚や能力、考え方、発想法などを学ぶ場です。
社会人、大学生から高校を卒業したばかりの人まで様々な学生が集い、週3日、楽しく基礎造形の魅力を吸収してきました。
1年間で制作してきた様々な作品の一部をご覧ください。

基礎造形専攻についてのお問い合わせは、2階相談窓口で承っております。
お気軽におたずねください。