日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

アクセス
MENU
LINE YouTube Instagram Twitter Facebook
ホーム 国際交流活動一覧 〈国際交流〉2018年10月15日 ロンドン視察〜インテリアデザイナー編

浅葉克己 国際交流活動>

2018.10.16〈国際交流〉2018年10月15日 ロンドン視察〜インテリアデザイナー編

ロンドンのデザイナーさん&事務所視察、インテリア・デザイナー編です。

 

インテリアデザイナー編

  • Ab Rogers Design エイブ・ロジャース さん
  • Royal College of Art イアン・ヒギンズ 先生

 

ありがとうございました。

 

2018年10月15日

Ab Rogers Design エイブ・ロジャース / Ab Rogers さん
10年前まで勤務していたインテリア事務所です。場所を移して初めての訪問だったので、恐る恐る侵入です!


2018年10月15日

パリのコムデギャルソンの「赤」店舗をはじめ、イギリス国内外の数々の店舗やホテル、住宅、Tate modern、Pompidou Centre、V&A といった博物館や展覧会のデザインなど、幅広いデザインを行う事務所です。カラフルでユニークな作風で有名!



2018年10月15日

エイブさんと共同で、ARD を切り盛りしているいとこのアーネストさん。風船を持ちながらお電話中。ここで先日、エイブさんの50歳の誕生日パーティーを行ったそうです!



2018年10月15日

訪問した日も、タイのフェスティバルや、マギーズ癌治療センター、博物館のコンペなど数々のプロジェクトで大忙し!みなさん、真面目に働いてます。



2018年10月15日

ロンドンのデザイン事務所といえば卓球!ARD にもちゃんとラケットが山積みになってます。テーブルだってありますよ!



2018年10月15日

アーネストさんと、エイブさんとエイブさんの3ヶ月の娘さん「J」ちゃん。エイブさんは数年前までRoyal College of Art のインテリア学部の学部長も務めていました。



2018年10月15日

エイブさんと私の二人きりだった時期もあった事務所が、20人規模に成長していて感慨深く、偶然ながら以前頻繁に一緒に働いていた他の会社の人々まで勢ぞろいしている日で、感激な事務所訪問でした!私のデザインと人生の師匠、エイブ先生は本当に凄い人です。美味しいイタリアンもご馳走になりました!そりゃあイタリア本国と比べたら酷ですが、ロンドンのイタリアンは本当に美味しいー。グルメなエイブさん関連で食事が不味かった経験ないです。「ロンドンまずい」説、私は支持できないですー。



2018年10月15日

「フェミニストだから拳がかたいよー!」とエイブさんが言うように、3ヶ月なのに貫禄のある J ちゃんでした。大物になりますね。フェミニスト・ベイビー、女の子だからってピンクの服なんて着やしませんよ。逆にパパがピンクや赤の服が大好物です!



2018年10月15日

Royal College of Art イアン・ヒギンズ 先生 / Ian Higgins
訪問前日、ロン・アラッド先生に「直接行けば大丈夫だよ!」と言われて、素直に訪問したRCAはもちろん警備が堅く、全然入れてくれないのでした。



2018年10月15日

とはいえ、事前に連絡しても、RCA は学校ツアーなんかもしないので、知らない日本人の案内をしてくれるわけでもなく。警備員の人の「絶対入れないぞ!」感と戦いつつ、エイブさんに電話で泣きついて、イアン・ヒギンズ先生を紹介してもらいました。イアン先生はインテリア・デザイン科の先生で、急に訪問した私たちを親切に案内してくれました。ありがとうございました!!



2018年10月15日

イアン先生によれば、私が通っていた20年前に比べ、学生数が倍から3倍に増したそうです。スペースに机がずらり、と並んでいて、雰囲気もちゃんとした学校っぽく変わってしまった印象でしたが、今別校舎を建てているところだそうで、そうなれば、また以前のような非常にリベラルな雰囲気に戻りそうでした。



2018年10月15日

とはいえ11時ごろ伺ったのですが、学生はほぼおらず、自由登校、自由作業。あんまり教えないから自由にやってー、の方針はそのまま。だけど学生が自由に使える機材は、超豪華で作っている作品のレベルは凄い!という理想的な教育環境でした。
写真は4人一組で、部分を選んでインテリアをリサーチする課題の「壁」グループのリサーチ結果。1週間で綺麗にレイアウトした200ページの本を作りあげていて優秀!この中から1つの作品を選んで、来週1週間で模型を完成させ、再来週は皆でベネチア・ビエンナーレに郊外見学、だそうです。羨ましい…。



2018年10月15日

メタル・ワークショップ(鉄工房)充実してます。



2018年10月15日

日本語で何と呼ぶのか確信持てないのですが 6-axis CNC Machine まであるのです。5軸でもスゴいのに、6軸って!何でも削れちゃいますよー。



2018年10月15日

工作室の技官さんのお部屋。広いし、綺麗。優秀な技官さんが常時助けてくれるので安心して作業できます。



2018年10月15日

図書館。自然光溢れる中でお勉強。自由な RCA ではありますが、卒論をまず書き終え無いと卒制に入らせてくれない、というルールがあります。で、卒論の先生はすごく厳しいです。アカデミックなところはさすが王立、きっちりしてるのです。



2018年10月15日

60年代の学生による手書きの「学校への要望書」をイアン先生が見せてくれました。コーヒーがまずい、パンがまずい、とほぼ食べ物に関する苦情でした(笑)


2018年10月15日

学生ホール的なお昼はカフェ、夜はバー。私の時代はビールが 1パイントで1ポンドと激安でした。季節ごとのパーティーもここで行われます。内装は変わっていましたが、よくここでコーヒー飲んで休んでたなー、の思い出の場所です。



2018年10月15日

天気がいいときはカフェから出られるテラスで休憩、がRCA生の日常です。学校にずーっといるので勉強と休憩が半々ですかね。お隣のロイヤル・アルバート・ホールも改修中。豪華な卒業式はここで行われます。



2018年10月15日

テラスから図書館を覗いたところ。手前の緑は「ジュラシックパーク」と呼ばれているそうです。



2018年10月15日

帰り際に建物の前でイアン先生と記念撮影。Darwin Building の文字も、実はヘンリクさんの作品なんです。