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2023.03.14「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄

情報提供: ( 教職員 )

「『前衛』写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄」が、千葉市美術館にて開催されます。

本校でも講師をされていた大辻清司先生、本校卒業生牛腸茂雄さんの作品も展示されます。
大辻先生と牛腸さんの交流を一つの流れとして観せる展示になっていますので、ぜひご覧になってみてください。

展覧会は、富山県美術館、新潟市美術館、渋谷区立松濤美術館に巡回予定です。

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本展覧会では、瀧口修造、阿部展也、大辻清司、牛腸茂雄の4人の作家の交流と創作を辿りながら、1930年代から80年代にわたる日本写真史の一断片をご紹介します。
1930年代、技巧的な前衛写真が活発に発表されるなか、瀧口は、写真におけるシュルレアリスムとは「日常現実のふかい襞のかげに潜んでいる美を見出すこと」だと語りました。本展は、この思想をひとつの軸としています。瀧口とともに38年に「前衛写真協会」を立ち上げた阿部は、瀧口に共鳴し、街の風景にカメラを向けました。また、瀧口と阿部に強く影響を受け、交流もあった大辻は、「なんでもない写真」と題したシリーズを手掛けます。そして、大辻の愛弟子・牛腸は、「見過ごされてしまうかもしれないぎりぎりの写真」という自身の言葉どおり、独自の視点で周囲の人々や風景を捉えました。
4人の作家の思想や作品は、お互いに影響を与えあい、前衛写真として想起される技巧的なイメージを超えた「前衛」の在り方を示します。戦前から戦後へ、そして現在まで引き継がれる「前衛」写真の精神をご堪能ください。
(千葉市美術館公式サイトより)
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前期:4月8日(土)~4月30日(日)/後期:5月2日(火)~5月21日(日)
開館時間 10:00―18:00(金・土曜日は20:00まで)※入場受付は閉館の30分前まで

一般1,200円、大学生700円、小・中学生、高校生無料
※各種割引制度等あり

詳細は千葉市美術館公式サイトよりご確認ください。

(画像左)大辻清司《無言歌》1956年 千葉市美術館蔵
(画像右)牛腸茂雄《幼年の「時間」1》1980年頃 新潟市美術館蔵

開催期間  2023年04月08日~ 2023年05月21日

会場    千葉市美術館

会場住所  〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央3丁目10-8

関連URL  https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/23-4-8-5-21/