デザイン専攻科 1・2年次 VD|ビジュアルデザインコース

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アドバタイジングからWebまで、拡張し続けるビジュアルデザイン。視覚によって「伝える」ことの本質を学ぶ

ビジュアルデザインとは:人々が目にする情報、すなわち視覚情報に関わるあらゆるデザインのことを指す。
アドバタイジング、エディトリアル、イラストレーション、フォトグラフ、パッケージ、Webなど、その範囲は非常に広い。

カリキュラム詳細

1年次 ビジュアルデザインの果たす役割を理解する

目標

基礎造形科目を学習し、観察力や造形力を深めるとともに、ビジュアルメッセージの意味を理解し、文字や写真、シンボルマーク、サインなどを学ぶ。

伝えたい情報を視覚化するためには、常にコミュニケーションの基本に立ち戻ることが必要です。1年次では、ほかにタイポグラフィ、印刷や写真の技術、コンピュータによる表現方法を学びます。さらに「デザインの基礎」を鍛える「構成」の授業も他コースより多く受講します。

講義・他
前期はデザインが歩んできた歴史を、後期は印刷技術関連の基本知識およびコンピュータの基礎技術を学びます。
前期 後期

近代デザイン史

近代社会におけるデザインの歴史を振り返り、デザインが社会や文化とどのように関わってきたかを学ぶとともに、隣接するアートやメディアとの関連性を概観します。

印刷概論・コンピュータ演習

デザインの現場で必要な紙や印刷の基礎知識を学びます。また、コンピュータの基本操作およびDTPについて演習を通して習得します。(Illustrator・Photoshop)

基礎(造形分野)
デザインの基礎となるものの見方や造形的な感覚、技能を、実際の作業を通して習得し、「造形的思考力」を養います。
前期 後期

構成

造形要素である色彩と形体を中心に、平面から立体における造形表現および造形の秩序などを理論と素材体験を踏まえた実習により学びます。デザイン活動に充分に対応できる基礎能力を養います。

 

デッサン

単純な幾何形体から人体まで、さまざまなモチーフを描写することで、形の成り立ち・量感・動き・質感・空間などを把握し、表現する力を養います。

 
デザイン
ビジュアルコミュニケーションの基本である、人間の視覚認知の仕組みを理解し、概念を視覚化するための発想力や表現力を養います。
前期 後期

ビジュアルデザインⅠA

視覚伝達の基礎を学びます。視覚認知の仕組みを考え、どのような色彩と形態により、視る人への情報伝達が可能になるかなどを探りながら学習します。

ビジュアルデザインⅠB

視覚情報を象徴化、単純化することにより、さらに具体的・積極的に情報伝達がされていく方法を学びます。ピクトグラムやシンボルマーク、ダイアグラムなど、視覚情報の言語化を試みます。

 

レタリング・タイポグラフィ

文字の基本構造を理解するために、和文活字体・欧文活字体を実際に手で書きながら学習していきます。また既成のフォントで文字組みをし、可読性とイメージ表現の可能性を探ります。

 

フォトグラフ

身の回りにあるものや自ら構成した被写体を撮影し、観察力、構成力を養います。また写真撮影の基礎知識を学習します。

 

イラストレーション

情報伝達としてのイラストレーションの可能性と自分自身の個性的表現とは何かを探ります。

ワークショップ(任意で受講)
 
前期 後期

印刷実習

シルクスクリーン印刷、エッチング、リトグラフなどの各種授業から、一つを選び実習します。

2年次 将来を考えながら、よりプロの現場に近い学びを進める

目標

将来を考えて、多岐に渡るビジュアルデザイン領域の中から科目を選択し、技術や知識を深めながら、デザイン能力を高める。

2年次では「アドバタイジング」「エディトリアル」の授業に加え、将来を見据えて「パッケージデザイン」「Webデザイン」のどちらかを選択し、テーマを追求します。昼間部と同様に一流の講師陣たちによる実践的な授業と課題により、社会に出るための準備を整えます。

専門講義
前期は全専攻分野共通の講義を聞き、他分野の現状や考え方を知ります。後期はより専門性の高い現場の講義を聞きます。
前期 後期

現代デザイン論

デザインおよび隣接するアートなどの分野で現在活躍している講師を招聘します。制作現場の話や制作のエピソードを聞きます。また現在社会におけるデザイン活動を通して、これからのデザインのあり方を考えます。

制作の現場

第一線で活躍しているデザイナーやクリエイターを毎回招聘し、制作現場の話やエピソードなどを聞きます。実際の制作現場を知ることで、より広い視点から自分の進路について考える参考となります。

デザイン
幅広いビジュアルデザイン領域の中から代表的なカテゴリーについて専門知識・技術の習得をします。
広い視野に立った柔軟な発想によりつくられたアイデアをどのように表現し伝達できるかについて学び、研究していきます。
前期 後期

ビジュアルデザインⅡA

自分の想定したブランド・イメージをつくります。基本となるロゴ・マークをはじめ、いくつかの具体的アイテムの制作を試み、システムとして統一感を持ったビジュアル・メッセージの構築を学びます。

ビジュアルデザインⅡB

人を一瞬で魅了するビジュアル表現を研究します。シンプルで力強いビジュアルに置き換え、見る人が共感できる魅力的な表現とは何かを探ります。

アドバタイジングA

広告の制作のための企画、コンセプトおよびコピーをつくり、具体的なビジュアル制作をしていきます。また実際のポスター、雑誌、新聞などメディアの特性を考え、伝わる・感じる広告とは何かを学びます。

アドバタイジングB

より広く具体的な広告制作をしていきます。さまざまな広告ツールを複合的に組み合わせ、より広い視点で媒体の特性を活かした広告制作を体験します。

エディトリアルA

タイポグラフィの基本的な知識を踏まえた上で、雑誌や書籍などの「ページもの」を主にした編集システムを学習します。またグラフィックソフト「InDesign」の基本について演習を行います。

エディトリアルB

各人の自由なテーマに基づき、テキストからイラスト、写真、図版などエディトリアルデザインに必要な要素を自由に織り込み、より具体的でより高度なエディトリアル表現を目指します。

パッケージデザインA(選択科目)

モノを包むとは何かを考え、立体構造、色彩効果、表面処理などパッケージデザインの基礎を学習します。

パッケージデザインB(選択科目)

具体的な商品パッケージについて企画、ネーミングからロゴタイプ制作、本体構造、外装デザインなど、段階的に学習していきます。

WebデザインA(選択科目)

Webを制作するためのコンテンツの立て方や、基本ソフトの使い方を学び、Webデザインの特性や制約の理解を深めます。

WebデザインB(選択科目)

実践的なホームページを企画し、実際に立ち上げます。デジタルコンテンツとしてのさらなる可能性や、周辺メディアとの関係性も探ります。

授業紹介

1年次 レタリング・タイポグラフィ

視覚認知の仕組みを学び情報の視覚化の応用へ

前期に行われる「ビジュアルデザインⅠ A」では、視覚伝達の基礎を学びます。視覚認知の仕組みを考え、どんな色と形が人に伝わりやすいかを探り、実際に注意喚起や禁止事項を伝えるポスターを制作していきます。後期の「ビジュアルデザインⅠB」では、視覚情報を象徴化、単純化することにより、具体的かつ積極的に情報伝達がなされる方法を学びます。ピクトグラムやシンボルマーク、ダイアグラムなど、さまざまな視覚情報の言語化を試みていきます。

2年次 エディトリアルB

「ページもの」を制作し魅力的な表現を目指す

「エディトリアルA」では、タイポグラフィの基本的な知識を踏まえ、雑誌や書籍などの「ページもの」を中心とした編集システムの仕組みを学習します。また「ページもの」の制作に欠かせないグラフィックソフトである「InDesign」の基本を演習します。「エディトリアルB」では、各自が自由なテーマに基づき、テキストからイラスト、写真、図版などの素材を織り込んで1 冊の本をつくり上げることで、魅力的で読みやすいデザイン表現を目指していきます。

2年次 アドバタイジングB

「感じる広告とは何か」広い視点での広告ツール制作

「アドバタイジングA」では、基礎として、企画、コンセプトおよびコピーをつくり、具体的なビジュアルを制作します。各種メディアの特性を考え「伝わり、そして感じる広告とは何か」を学びます。「アドバタイジングB」では、実践に向けてより具体的な広告制作を行います。意図を効果的に伝えられる広告ツールを複合的に組み合わせ、広い視点から媒体の特性を活かすことを考えながら、カレンダーなどさまざまなアプリケーションを制作していきます。

・卒業後の進路 ⇒就職・求人会社一覧
Web/グラフィック/エディトリアル/パッケージデザイナー、フォトグラファーなど



教育職員紹介

専任教育職員

粟野隆浩 (あわの たかひろ)

桑沢デザイン研究所卒業。雑誌、書籍、定期刊行物のデザイン、またパンフレットなどの販促物デザインをはじめ、ロゴデザインなどを手がける。趣味はスキューバダイビング、バイク、キャンプなど。

川畑明日佳 (かわばた あすか)

東京造形大学卒業後、渡英。Central St.Martins(BA), Royal College of Art(MA)修了。Ab Rogers Design(ロンドン)にてMiller Harrisなどのブランディング、Tate Modren, The centrePompidouなどで展覧会デザインを手がける。2009年帰国、以後フリーランス。

鈴木一成 (すずき かずしげ)

桑沢デザイン研究所卒業。卒業後渡仏、帰国後フリーランスのフォトグラファーとして雑誌・カタログなどを手がける。2009年よりGallery OUT of PLACEのディレクターを務め、展覧会の企画やアートフェアなどイベントの企画に関わっている。

辻原賢一 (つじはら けんいち)

武蔵野美術大学専攻科修了。武蔵野美術大学グラフィック専攻研究室助手を経て、C.Cレマン・チーフデザイナーに就任 。HONDA、JR 、ANAなどの広告デザインを手がける。コンテンポラリー・アート展奨励賞、毎日広告デザイン賞奨励賞など受賞多数。「晴れ男」。

宮根土真砂 (みやね とまさ)

桑沢デザイン研究所卒業。デザインプロダクション等でアートディレクターとして広告・雑誌・カタログ等のデザイン、VI・CIの制作や広報イベント企画、ブランディングなどを手がける。ビジュアルデザインにおける「プレゼンテーション」や「DTP・印刷概論」などの授業を担当。

豊島晶 (とよしま あき)

東京デザイナー学院卒業。デザイン制作会社を経て2009年から2014 年の5年間ニューヨークを拠点に活動。2012年(株)AKIPON DESIGN HOUSE設立。日本タイポグラフィ年鑑、東京TDC、N.Y.TDCなど入選多数。2014年モリサワより書体「すずむし」をリリース。

永沼真一郎 (ながぬま しんいちろう)

桑沢デザイン研究所卒業。玩具のパッケージデザインをはじめ商品ロゴデザイン、イラスト、コンセプトCGなどを手がけ、玩具・雑貨の企画開発にも関わる。公益社団法人日本パッケージ教会「JPDA」に所属。パッケージデザインの教育と研究を行う。「伊藤透ゼミ」授業を担当。

桑沢の教員

一流のデザイナーにとって必要な視点や思考法、技術を身につけるため桑沢では現在も第一線で活躍するデザイナーの教員陣が指導します

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学生作品ギャラリー

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卒業生紹介

  • 加瀬 透

    グラフィックデザイナー、アートディレクター

    加瀬 透

    美術が好きな父の影響で、デザインに興味をもちました。大学の経営学部に在学中でしたが、デザインの仕事をしたいと思いはじめ、どんな仕事があるのかを調べていました。すると先生から〈桑沢〉…

  • 巽 奈緒子

    デザイナー

    巽 奈緒子

    幼い頃から、描くのが好きでした。大学進学時にも、小さい頃から絵を習っていた先生に教えてもらって知っていた〈桑沢〉か、語学を専門とする大学に進むか、迷いました。そのときは、語学を…

  • 佐々木 絵美

    シューズデザイナー

    佐々木 絵美

    性別や世代を問わずあらゆるタイプの靴をデザインするのが基本です。シーズンによって異なりますが、リボンやフリルのついた女性ターゲットのものや、メンズ、そして子ども向けの商品を最近は担当しました。…

  • 片岡 徹弥

    イラストレーター

    片岡 徹弥

    現在はイラストレーターとして、雑誌の挿絵、ミュージシャンのグッズやライブのチラシなどのアートワークを手がけています。絵に関係した道に進みたいと思い始めたのは、高校時代です。ラグビー…