INTERVIEW


INTERVIEW
R&D事業とOEM事業の両軸で、玩具の企画開発及び生産を行なっています。CAD設計が主な業務ですが、企画提案、デザイン、サンプル作成、協力工場との連携など、お客様のニーズに合わせて幅広い業務を行なっています。キャラクターからフィギュア、メカに至るまで多方面に対応しており、一つのパーツが生産効率に影響することもあるため、多くの知識を総合的に組み立てながら業務を進めています。
一つは、社員第一主義です。一人ひとりの10年後を見据えて向き合い、それぞれの進む方向を考えています。得意なジャンルも伸びるスピードも全く違うので、他人と比べないことを徹底しています。
もう一つは、ものつくり最先端です。時代の流れとともに業界も変わっていきます。新しいウェーブの前兆を見逃さないようアンテナを張り、自分たちが先陣を切るという想いで、ものつくりの最先端を走っていきます。
企画、デザイン、仕上げの美しさ、プロセスです。特に大切なのは、結果に辿り着くまでの迷いや失敗の物語(プロセス)です。完成までには、ボツになったアイデアがたくさんあるはずです。何が失敗で、どう改善して、なぜそのデザインにしたのか、作品の物語を知りたいですね。仕事では、アイデアの良し悪しに関わらず必ず意図を聞かれます。そこでしっかり自分の言葉で物語を伝えるために、考えて決める力が必要です。
CADソフト、3Dプリンター、塗装などの実戦力を習得するスピードが早いです。ものつくりへの興味が強く、困難を楽しみながら努力できるからなのですが、それは、学生時代にどれだけきつい環境を経験したか、ということに左右されるのかもしれません。桑沢の授業と課題は大変だと聞きます。そこで自然と鍛えられたメンタルが、社会に出てからの武器になっていると感じています。
プロダクトデザインはセンスよりも技術と知識が必要です。経験を得るには時間がかかりますが、逆にいえば、コツコツと努力を続ければレベルが上がる業界でもあります。そのなかでトイエンジニアは、毎回異なる依頼に応えなければいけません。選択肢の多さが面白さでもあり、難しさでもあります。まずは、ものつくりを楽しんでください。それがトイエンジニアとしての幅を広げることに繋がります。