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HOW TO PROCEED WITH JOB HUNTING

実技試験、その他の就職活動

作品提出に加えて、実技試験を課す会社が増えています。
ここでは、実技試験の詳細と、その他の就職活動をいくつか紹介します。

実技試験

その場で課題が出題され、一定の時間内に作品を完成させるという試験ですが、持ち帰って後日提出というスタイルもあります。とりわけ、プロダクトデザイン分野の企業実習(インターンシップ)や、ファッションデザイン分野で多く採用されています。

出題例

ビジュアルデザイン分野

  • 動物のイラスト(30分)
  • 指定された文字のロゴタイプ作成(110分)
  • 化粧品ボトルのアイデアスケッチ(50分)
  • わずか5gのスポーツシューズのネーミングとロゴ(5案)、屋外広告(10案)他(6時間)

プロダクトデザイン分野

  • 世界中すべての人にモビリティの楽しみを伝える提案(企業実習5日間)

スペースデザイン分野

  • 週末住宅兼スモールオフィス(平面図+パース)(4時間)

ファッションデザイン分野

  • 指定されたデザイン画からパターンをひく(30分)
POINT

表現技術は潜在能力の高さをアピールするものです。周りを気にせず集中して「要領よく」「手早く」「ていねいに」向き合いましょう。参加期間中に成長していくつもりで、取り組みましょう。

その他の就職活動

求人票や募集要項を見て応募をする以外にも、就職につながるいくつかの活動があります。

❶企業実習(インターンシップ)

大手企業がよく「企業実習」という名称で学生を募集しています。これは「会社について勉強してもらい、企業の活動をよく知ってもらう」という名目を掲げていますが、採用選考の一環となっている場合も少なくありません。この企業実習は近年の新卒採用スケジュールのルール改定により、実施する企業が増えてきています。情報を確実にキャッチして機会を逃さないこと、そして企業実習に向けて準備する計画性が大切です。

❷先生の紹介

〈桑沢〉で教鞭をとる講師のなかには、業界の第一線で活躍しているデザイナーがたくさんいます。自分の会社や事務所で働く人材を探している方も多く、また業界の知人から求人の相談を受けることも少なくありません。「こんな方向に進みたい」「将来は○○をデザインしたい」という意志を、専任教員や講師に伝えておきましょう。求人の話題になったときに「そういえば、あの学生がいたな」と思い出してもらうことで、就職につながるケースもあるからです。

❸アルバイト、オープンデスク

ぜひ入りたいと思っている会社や事務所が、正規の募集をしていない場合も多々あります。選択肢として、アルバイトや、オープンデスクという立場での入社も考えられます。将来、募集が行われるさいに、まったく顔の知らない人よりは、身近でアルバイトやオープンデスクをしている人材のほうが採用されやすいからです。

❹その他

先輩たちのなかには、会社を立ち上げて経営者になったり、伝統技術の育成支援を受けて工芸家になったり、自らの意志で家具職人になったりと、自分の手で未来への道を切り開いた先輩たちが大勢います。

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先輩からの一言

「ダメ元は、失敗しても当たり前。成功したら男前」
● 成功する可能性があるから、ダメ元で挑戦してみることが大切。

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