JOB HUNTING
JOB HUNTING
就職活動は、自分を見つめ、社会との接点のなかでスキルを磨く、めったにないチャンスです。
まずは就活をスタートし、少しずつ実力を伸ばしていきましょう。
前向きな心構え
効率よく進める
経験の蓄積を力にする
社会人になると、現場を覗いて勉強できる機会は、特に同業他社についてはほとんどありません。就活は、さまざまな現場から学べる千載一遇のチャンス。試験を受けると、会社の深いところが見えてきて、業界全体についての理解も深まります。
就職試験は、これまで学生時代に経験してきた試験とは違います。不採用になると、自分が全否定されたように思えて落胆しがちですが、就職試験では実力や人間力があっても落とされるケースがあることを知っておきましょう。会社はつねに社内の起爆剤になる人材を求めており、社内に似た才能の人がいたり、求める人物像と異なったりした場合は、たとえ優秀な学生でも採用が見送られます。会社との相性やタイミングが、合否に大きく影響するといえるでしょう。
自己分析、業界研究、企業研究に加え、会社で試験を受けるたびに、どの面接で何を聞かれ、どう答えたかの詳細や、反省点、それに対する改善点などを、ノートに書いておきましょう。この自作のノートが1冊あれば、試験の準備に特別な時間を割く必要がなく、ポートフォリオなどの他のアイテムもつくりやすくなります。
就職セミナーなどの学校行事には、スケジュールを調整して必ず参加しましょう。独学で同量の知識を獲得するのは大変です。就職セミナーは、就職活動のペースメーカーにもなり、短時間で知識を詰め込むことのできるたいへん効率のよい方法です。
提出物や実技試験、面接も、慣れてくれば上手くいくようになります。一度の試験で内定を取ろうとしても、なかなか難しいもの。経験を重ねて、慣れることが大切です。
誰もが学生気分からいつかは抜け出さなくてはなりません。働いてお金をもらう、人と人との関係を尊ぶ、自主的に考えて行動するなど、社会人には自覚すべきことがたくさんあります。就職活動は社会人になるためのよいきっかけになります。