総合デザイン科 2・3年次 専門課程 SD|スペースデザイン専攻

SD2019_

「エレメント」「インテリア」「住環境」から人と空間の関係性を理解し、スペースデザインの可能性を追い求める

「エレメント」「インテリア」「住環境」の3領域を学びます。「エレメント」は、家具や照明からドアノブに至るまで、空間の中に存在するもの、「インテリア」は、主にショップやレストランなどの商業スぺースのインテリアを指します。そして「住環境」では、人の暮らしがある住宅を通して建築設計について学びます。

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⇒ 桑沢が継ぐ心-すべての仕事に建築的思考を。
(JDN特集記事)

カリキュラム詳細

2年次 「”空間”や”空気”をデザインする」という感覚やその意味を理解する

目標

スペースデザインを学ぶための基礎を身に付け、空間を、図面や模型から疑似体験しながら、デザインを決定できる力を獲得する。

空間を構成する「エレメント」「インテリア」「住環境」を理解し、場を生み出す「空気」をデザインすることを学びます。機能や形ではなく、「仕切る」「囲む」などの概念へ立ち戻り、その空間で人がどんな感情を抱くのか、微細な変化や効果にまで想像力を働かせます。

専門講義
スペースデザインを学ぶために必要な構造、意匠、メディア、テクノロジー、設計手法などに関して、
その歴史的、社会的背景を含めて幅広く学びます。
前期 後期

インテリアデザイン概論

近代以降、特に戦後から現代における日本のインテリアデザインの歴史を学びます。

エレメントデザイン概論

近代以降の世界の代表的なエレメントデザイン(家具や照明など)の歴史を学ぶとともに、家具の基本的な実測・製図を行います。

建築・都市概論

近代までの世界の代表的な建築や都市計画などを学びながら、都市と空間デザインの歴史的関係を学びます。

現代建築論

戦後の現代建築における歴史や問題点を学びます。

技術
デザインプロセスを構成する個々の技術を、その意義や活用方法を認識しながら、具体的な作業を通して身に付けます。
前期 後期

ドローイング

インテリア、建築製図の知識、技術取得を通し、自らデザインしたものを図面にする基本的な能力を身に付けます。

モデル

構造力学を構造計算などで学ぶのではなく、素材の特性を生かした模型を通して、材料と構造力学の関係を学びます。

インテリアCADⅡ

2D CADの基礎を学びながら、インテリア・建築デザインをCADでどのように表現するかを学びます。

デザイン
空間を構成している、インテリア、エレメント、住環境を主軸とし、感性、技術、理論を総動員して一連のデザインプロセスに取り組みます。リサーチから発想、構想、制作、プレゼンテーションまで、一つひとつの過程を大切にしながら、主体的、計画的にデザインを展開し、各人の思考や想いを形にしていきます。
前期 後期

インテリアデザインⅡA

インテリアの基礎を養うために、まず「仕切る」ことから、空間の「関係のデザイン」について考えます。

インテリアデザインⅡB

人間の精神と空間の関係を分析し、空間の持つ意味をより深く理解します。

エレメントデザインⅡA

空間における三つのエレメントを、実制作することを通してエレメント間に発生する「モノと空間」の関係を学びます。

エレメントデザインⅡB

イス、テーブル、棚といった空間内の基本的なエレメントのあり方を分析することを通して、新たなエレメントのあり方を提案します。

住環境デザインⅡA

歴史上の代表的な住宅デザインを学びながら、住空間における基本的な行為・行動と空間との関係を学び、住宅を設計します。

住環境デザインⅡB

都市における住環境を考察し、戦後日本の住宅建築史を通して、新たな住空間の設計を行います。

3年次 「関係のデザイン」を見つめ、スペースデザインの新たな可能性を追求

目標

デザイン課題や卒業制作に取り組みながら、より深いスペースデザインの考え方に触れ、デザインの新たな可能性を追求できるようになる。

「仕切る」「囲う」ことから生まれる「空間」は、規模や機能、生活スタイルによって異なります。3年次になると、社会との関係を考える課題が増えます。誰の、何のためのデザインか。さまざまな関係性、社会的な意味を掘り下げながら、スペースデザインの可能性を追究します。

*建築士、商業施設士、インテリアコーディネーター、インテリアプランナーなど、資格取得へのバックアップも行っています。

専門講義
スペースデザインを学ぶために必要な構造、意匠、メディア、テクノロジー、設計手法などに関して、
その歴史的、社会的背景を含めて幅広く学びます。
前期 後期

設備計画論

照明、音響、空調からランドスケープデザインまで、実際の設計の中でどのように使われているのか、実例を通して考察します。

スペースメディア論Ⅲ

空間デザインとメディアとの関わりを都市や文化といった幅広い視点から学びます。

スペースデザイン特論

スペースデザイン分野に関わる講師を毎回迎え、専門知識以外の幅広い視点を学びます。

技術
デザインプロセスを構成する個々の技術を、その意義や活用方法を認識しながら、具体的な作業を通して身に付けます。
前期 後期

インテリアCADⅢ

3DCG制作工程を学びながらクライアントに対する満足度を得る3Dプレゼンのあり方を習得します。

 
デザイン
人間・社会・自然とデザインの関係を学び、スペースデザインの主要テーマである、モノからコトへのデザインに焦点をあてます。デザインの日常性、脱日常性とは何かを深く考え、今日的デザインが目指す方向性を模索します。
前期 後期

インテリアデザインⅢA

身体と空間との関係を観察、調査、分析することを通して、新しいインテリアデザインの可能性を探求します。

 

エレメントデザインⅢA

人間とモノとの関係を再考することで、機能性や利便性を超えた「エレメント」をデザイン、設計します。

 

住環境デザインⅢA

集合住宅の設計を通して、現代都市における住環境を再考察します。

 
ゼミナール/卒業制作
少人数のゼミに分かれ、一流デザイナーによる指導とともに、自らのテーマを掘り下げていきます。

KEIKO+MANABUゼミ

沢瀬学、内山敬子 KEIKO+MANABU主宰(インテリアデザイナー)

藤森泰司ゼミ

藤森泰司アトリエ代表(家具デザイナー)

・卒業後の進路 ⇒就職・求人会社一覧
建築設計/インテリアデザイナー/商業施設デザイナー/リフォームデザイナー など



教育職員紹介

専任教育職員

大松俊紀 (おおまつ としき)

京都工芸繊維大学卒業。The Berlage institute Amsterdam(オランダ) 修了。文化庁新進芸術家海外留学制度派遣研修員(オランダ)。大松俊紀アトリエ代表(一級建築士)。渋谷駅桜丘口地区再開発計画デザイン・アートワークコンペ優秀賞(一等)受賞など。

藤原俊樹(ふじわら としき)

武蔵野美術大学大学院修了。空間演出デザイン学科研究室助手、空環計画研究所を経て、デザインスタジオ設立。JASTAビエンナーレ大賞(文部大臣賞)受賞。主要な作品に「トヨタ博物館」「リビングデザインセンターOZONE」「岩宿博物館」「襟裳岬『風の館』」など。

桑沢の教員

一流のデザイナーにとって必要な視点や思考法、技術を身につけるため桑沢では現在も第一線で活躍するデザイナーの教員陣が指導します

教育職員一覧はこちら

学生作品ギャラリー

  • 学生作品ギャラリー

    SD「3rd St. Complex」

  • 学生作品ギャラリー

    「旧本町商店街―弔いの山鉾」

  • 学生作品ギャラリー

    SD「utena」

  • 学生作品ギャラリー

    SD「emocii」

  • 学生作品ギャラリー

    SD「シブアニ!!!!!」

  • 学生作品ギャラリー

    SD「上野公園r建築計画」

  • 学生作品ギャラリー

    SD「reaction chair」

  • 学生作品ギャラリー

    SD「Riff」

  • 学生作品ギャラリー

    SD「記憶の風景」

  • 学生作品ギャラリー

    SD「union cube」

  • 学生作品ギャラリー

    SD「SOU ZOO(ソウゾウ)」

  • 学生作品ギャラリー

    SD「I’m Here」

  • 学生作品ギャラリー

    SD「branch」

  • 学生作品ギャラリー

    「折々の扉 扉+棚=〈変化〉」

  • 学生作品ギャラリー

    SD「WWW」

  • 学生作品ギャラリー

    SD「都会っ子 面貌」

  • 学生作品ギャラリー

    SD「melt」

KEIKO+MANABU
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[担当教員]
内山敬子
沢瀬学
大松俊紀(本校専任教育職員)

スペースデザイン最前線

スペースデザイン最前線はどんなところ? それは日々社会とともに変遷し、膨大な情報の中に霞んでいるよう。そこに私たちはひとつのビジョンを持ちます。それは常に「知らないモノ同士の出会いの場」である、と。友人や恋人、家族、隣人。衣、食、住。いままでにない提案をする人がいて、それを喜んで受け取る人がいて、その出会いの場は常に最前線。あなたの居る場所からは何が見える?

内田先生

内山敬子(うちやま・けいこ)
妹島和世+西沢立衛/SANAAを経て、KEIKO+MANABUを共同設立。

沢瀬学(さわせ・まなぶ)
石田敏明建築設計事務所、ロコアーキテクツ共同主催を経KEIKO+MANABUを共同設立。

KEIKO+MANABU
「ピアスから宇宙開発までデザインする」をキャッチフレーズに、日々の暮らしや自然の中の美しさ・楽しさ、時に厳しさからのインスピレーションを自由なかたちや空間に現し、社会にとってより良い未来を提案する。2014年、2016年ヴェネツィア建築ビエンナーレ出展。ボーラ美術館(箱根)に空間作品「つぼみの円舞」を特別展示中。

  • 旧本町商店街
  • 3rd st. complex

上=KEIKO+MANABUゼミ。学生作品「3rd St. Complex」“日常と非日常の曖昧化” をテーマに設計した、商空間と住空間の複合建築。日常的・非日常的な生活の形というものを、建築を通して考え直す/
下=KEIKO+MANABUゼミ。学生作品「旧本町商店街―弔いの山鉾」以前実家があった商店街の衰退を、昔のお祭りを想起させる山鉾で弔う計画。

藤森先生
SD 藤森泰司ゼミ
[担当教員]
藤森泰司
藤原俊樹(本校専任教育職員)

イメージデザイン

身体と関わるデザインを考えます。ゼミ前半は自身の日常をていねいに観察し、そのなかからじっくりとテーマを導き出していきます。後半は、そのテーマに基づきデザインとして何ができるのかを探り、具体的に形にしていきます。いい換えれば「家具」を考えていくことになりますが、その概念はより広がっていきます。現代に生きている我々だからこそできるデザインを見つけていきましょう。

内田先生

藤森泰司(ふじもり・たいじ)
東京造形大学卒業。家具デザイナー大橋晃朗に師事。1992年長谷川逸子・建築計画工房に勤務。1999年藤森泰司アトリエ設立。家具デザインを中心に、建築家とのコラボレーション、プロダクト・空間デザインを手がける。近年はハイブランドの製品から小中学校の学童家具まで幅広く手がける。グッドデザイン特別賞など受賞多数。

  • utena
  • emocii

上=藤森泰司ゼミ。学生作品「utena」「うてな(台)」とは、花の「がく」のこと。 人が座るときの重みを利用し、構造が安定するように設計した。折りたたみも可能/
下=藤森泰司ゼミ。学生作品「emocii」形から機能を想起したことで生まれた家具で、それぞれ異なる表情を持つ。均質化した空間にemocii をおくことで、その場所に合った表情や環境が生まれるのではないかと考えた

卒業生紹介

  • 鄭 愛香

    建築家

    鄭 愛香

    入社2年目で、今は主に集合住宅の設計をしています。設計の仕事は建物を建てるだけではありません。建物を建てたことで周りに与える影響や、住む人の暮らしのスタイルなどを、設計を通して提案して…

  • 本橋 麻衣

    建築家

    本橋 麻衣

    オフィスの空間設計の仕事をしています。どうしたら社員の方々が心地よく仕事できるのか、どんな会社にしていきたいのか。経営層…

  • 髙平 洋平

    インテリアデザイナー

    髙平 洋平

    「内田デザイン研究所」に入所して4年目、内田繁所長の指導のもと、ホテルや旅館の改装や展覧会会場のデザインの仕事などを担当しています。〈桑沢デザイン研究所〉で過ごした時間は、ゼミの担当教員がいまの…