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企画アシスタント

※2025年9月掲載

株式会社yutori

東野 桃子

2002年
東京都生まれ
2021年
東京都立狛江高等学校 卒業
2024年
桑沢デザイン研究所 総合デザイン科 ファッションデザイン専攻 卒業

困った時に頼ることが、自分を成長させる力になる

 現在、私はホームウェアブランド「PAMM」にて企画アシスタントとして勤務しています。
日々、アトリエ訪問や生産先との商談、社内外への連絡業務を通じて、関係者がスムーズに動けるようサポートしています。ブランドは、自社の運営チームとプロのデザインチームが協力し合って成り立っており、私はその中間に立ってコミュニケーションの要となる役割を担っています。
 また、シーズンごとの企画会議ではデザイナーやプロデューサーとアイデアを出し合います。自分の提案が採用されれば、カラーバリエーションの決定や一部デザインを含む、デザインから生産までの進行を幅広く担当しています。実際に関わった商品が完成し、店頭やSNSに並んでいるのを見ると、喜びとともに大きな達成感を覚えます。
在学中には外部で衣装製作のアルバイトを経験し、実務に触れる機会を得ました。就職活動時には桑沢の就職支援を積極的に活用して面接練習を行い、大いに助けられました。企業が求める人物像に合わせてプロフィールやエントリーシートを作成し、作品選びにも工夫を凝らし、自己紹介をわかりやすく伝えることを意識しました。学生時代は自分の好きな表現ばかりを追い求めていましたが、今は「世の中に必要とされるものづくり」を念頭に置いてデザインを進めています。
 学生のみなさんには、まず自分の好きな色や形、表現を思い切り試して、自分自身を知る時間を大切にしてほしいと思います。
 そして、できない自分や課題に向き合い、受け入れることの大切さを知ってほしいです。
 そのうえで、壁にぶつかったときには一人で抱え込まず、周囲に助けを求められる人になることが、より良い方向へ進むきっかけになります。
これは、桑沢での学生生活や今の仕事の中で、私自身が強く実感してきたことです。

  • 企画に携わった洋服の画像
    企画に携わった洋服
  • 企画に関わったバッグや小物の画像
    企画に関わったバッグや小物

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