job/jobjob/job

企画・開発

※2025年11月掲載

株式会社タカラトミー

岸 康太

1999年
神奈川県生まれ
2018年
神奈川県立小田原城北工業高等学校 卒業
2021年
桑沢デザイン研究所 総合デザイン科
プロダクトデザイン専攻卒業

自分のアイデアを形にして、
プラレールで子どもたちに笑顔を届ける

 現在、プラレール関連商品の企画・開発を担当しています。業務内容は多岐にわたり、企画提案や試作、設計や品質レビュー、パッケージなどの印刷物制作、さらに工場でのテストサンプルの確認・承認といったプロセスに携わっています。企画段階から発売に至るまで、一連の流れに関われることに大きな魅力を感じています。
 仕事のやりがいを強く実感するのは、自分が企画した商品がサンプルとして形になったときや、実際に発売されて店頭に並んだ瞬間です。そして何より、SNSやイベントでユーザーが楽しそうに遊んでいる様子を見たり、感想をいただいたときに、この仕事をしていて良かったと心から思います。
 幼い頃からプラモデルなどのものづくりが好きで、漠然と玩具に関わる仕事がしたいと考えていました。〈桑沢〉在学中に友だちと玩具に触れる機会があり、改めて人と一緒に遊ぶ楽しさや、玩具そのものがもつ魅力を再認識しました。
 就職活動中、当時タカラトミーが実施していた産学連携プロジェクトに参加し、その想いが決定的になりました。学生と社員がチームを組み、玩具の企画を考えてプレゼンを行うという内容でしたが、社員の方に直接相談しながら進めるなかで、仕事の進め方や現場のリアルな雰囲気を知り、この会社で働きたいと強く思うようになりました。
 面接では、素直でいることを大切にしていました。分からないことを取り繕わず「分かりません」と答えること、そして、会社に惹かれた理由や、将来のやりたいことを自分の言葉で明確に伝えることを意識していました。
 学生のあいだに、学業以外の経験を積むことをおすすめします。展示会やイベント、映画、旅行、日常の散歩など、どんな体験でもいいと思います。その経験は社会人になってからの発想の源になりますし、アイデアに行き詰まったときの助けになります。積極的に外の世界に触れ、たくさんの刺激を受けてください。

OTHER INTERVIEWS

PAGE TOP