2026年度一般入試問題・参考解答
下記の入試形式ごとに、試験問題及び合格者の参考作品の一部をご紹介します。
学校説明会で参考作品の実物を展示しておりますので、ぜひご来場ください。
総合デザイン科(昼間部) 一般入試A日程
試験概要
■ 実技試験:表現(180分/200点、用紙サイズ…A3、次の1.2.3から1科目を選択。)
1. 静物デッサン(観察力と描写力)
2. 色彩構成(構成力と色彩感覚)
3. 創造表現(創造・発想力と表現力)
■ 学科試験:一般教養(60分/100点、現代文の理解、時事問題、形の理解など一般常識。)
1. 静物デッサン
【問題】
配付された「ペットボトル」と「黒紙」と「緩衝シート」を自由に組み合わせ、工夫してモチーフを作り、解答用紙にデッサンしなさい。
※直線を引くために定規やデスケールなどを使わず、すべてフリーハンドでデッサンすること
試験時間…180分
解答用紙…M画学
解答用紙サイズ…A3(420×297mm)タテ・ヨコ自由
描画サイズ…A3(420×297mm)
画材…鉛筆など
【出題意図】
デッサンの基礎能力を問う試験になります。
モチーフとして、液体の入った状態の透明なペットボトル、黒い紙、緩衝材のシートを選定しましています。
水平の台の上に、それらのモチーフがを組み合わせ、空間を意識し立体的な構図を作り出すこと、また、色や形が変わらないものと自由になるもの、それらの対比関係をどう組み合わせるのか、探究心も求めています。
【評価のポイント】
・紙面の空間の中に存在しているよう、忠実に描いているか
・質感、色の描き分け
・モチーフの透明感と液体の様子、紙と緩衝シートをそれぞれの特徴を活かした組み合わせを表現しているか
・モチーフの構成に工夫が見られるか
2. 色彩構成
【問題】
下記の図形や線を与えられた画面に、指定された数だけ配置し着彩して “暖かみ” のある平面構成をしなさい。
※それぞれの図形のサイズは自由。
※図形は元の形がわかる範囲で画面からはみ出してもよい。
※色数は自由。
試験時間…180分
解答用紙…ハイアビスNEO
解答用紙サイズ…A3(420×297mm)ヨコ
描画サイズ…373×250mm
画材…絵具・鉛筆・シャープペンシルなど
【出題意図】
指定された図形の特色をよく考え、直線・曲線などの性質や魅力を生かした画面分割と重なりの美しさを表現してください。バランスよく配置・配色する造形能力に加え、自分なりの視点やテーマを意識できているかを確認します。また、指定されたイメージに合った表現ができているかについても評価します。
【評価のポイント】
・それぞれの図形や線の特色をうまく生かして画面に配置できたか。
・それぞれの図形や線により画面の中でバランスや動き、リズムのある画面を表現できているか。
・画面の分割や重なりの特徴を生かして配色されているか。
・画面が美しく丁寧に仕上げられているか。
・出題の条件をすべて満たしているか。
3. 創造表現
【問題】
「食」をテーマに、社会から身近な生活環境まで幅広い範囲から解決するべき問題を見つけこれに対してデザインを生かした独自の解決方法を提案しなさい。
配布された回答用紙の枠内に解決方法を描画で説明し、解決すべき問題を100字程度の文章で説明すること
試験時間…180分
解答用紙…ホワイトピーチケント
解答用紙サイズ…A3(420×297mm)ヨコ自由
描画サイズ…275×266mm
画材…色材(色鉛筆・マーカーなど)・鉛筆・シャープペンシルなど
【出題意図】
テーマに対して多角的な視点で問題点を発見し、新たな解決手段などを環境や社会と関連させて、そのプロセスを段階的に提案する力があるかどうか。そしてその提案を適切な資格伝達手段と文章でわかりやすく第三者に伝えることができているかを問う試験です。
【評価のポイント】
・テーマに沿った問題を発見し、その問題に具体的な提案がされているか。
・現状では行われていない提案の新しさや斬新な発想とその実現性は考えられているか。
・最終的な提案目標だけでなく、その目標に到達するまでの段階的なプロセスの提案ができているか。
・視覚伝達表現と文章で分かりやすくまとめられているか。
4. 一般教養
【出題意図】
一般教養の試験では例年、長文問題、時事・常識問題、形の理解に関する問題を出題しています。いずれも桑沢で学ぼうとする人にぜひ知っておいてほしいことや、普段から関心を持っていてほしいこと、桑沢で磨くべき能力が何なのかが明確にわかるように心がけて問題を作成しています。
まず長文問題で求められているのは、日本語の文章の意味を読んで理解するという、これからの学校生活や仕事に欠かせない能力です。
今年は音楽書籍の編集者である著者のエッセイを取り上げました。このエッセイでは、全盲の人との交流をとおして、著者自身の音の聴き方の可能性が広がった体験が書かれています。世界を認識する仕方の多様さを知ることは、デザイナーがさまざまな立場の人たちの生活に寄与するために必要なことでしょう。
時事・常識問題では例年ことばの運用をはじめとして政治や科学技術、美術・文化史などについて、基本的な知識や教養の有無を確かめる問題を出しています。今年は日本語の同音異義語や英語のことわざ、近年話題になったデザインやアート、サブカルチャーにかかわるキーワード、国内外のニュースで扱われた出来事などをとりあげました。
図形を操作し空間を把握・認識する能力がデザイナーに欠かせないものと考えて、形の理解についても出題を続けています。
一般教養の問題用紙及び解答用紙は下記URLよりダウンロードしてください。
2026年度一般入学試験A日程問題・解答用紙
※一般教養の問題には解答は付しません。
総合デザイン科(昼間部) 一般入試B日程
試験概要
■ 実技試験:表現(180分/200点、用紙サイズ…A3、次の1.2から1科目を選択。)
1. 静物デッサン(観察力と描写力)
2. 色彩構成(構成力と色彩感覚)
1. 静物デッサン
【問題】
配付された「マスキングテープ」と「ダンボール箱」と「ネット」を自由に組み合わせてモチーフを作り、解答用紙にデッサンしなさい。
※マスキングテープは切断し貼ってもよい。
※直線を引くために定規やデスケールなどを使わず、すべてフリーハンドでデッサンすること。
試験時間…180分
解答用紙…M画学
解答用紙サイズ…A3(420×297mm)タテ・ヨコ自由
描画サイズ…A3(420×297mm)
画材…鉛筆など
【出題意図】
表現力、発想力、探究心。基礎だけではなく総合力を問う試験です。
組み立て可能な段ボールシート、黄色のマスキングテープ、白いネット、それぞれの関係と質感の違い、立体的に変形できる特徴を理解し構成を探ります。
モチーフの特徴を組み合わせてできる構造の表現力を踏まえて描くことを期待しました。
【評価のポイント】
・観察した際、まず目に入るモチーフは何か理解しているか
・透明、不透明、質感の特徴を積極的に取り入れ構成しているか
・細部まで描き込み表現力を高めているか
2. 色彩構成
【問題】
下記の図形や線を与えられた画面に、指定された数だけ配置し着彩して “秋” を意識した平面構成をしなさい。
※それぞれの図形のサイズは自由。
※図形は元の形がわかる範囲で画面からはみ出してもよい。
※色数は自由。
試験時間…180分
解答用紙…ハイアビスNEO
解答用紙サイズ…A3(420×297mm)ヨコ
描画サイズ…373×250mm
画材…絵具・鉛筆・シャープペンシルなど
【出題意図】
指定された図形の特色をよく考え、直線・曲線などの性質や魅力を生かした画面分割と重なりの美しさを表現してください。バランスよく配置・配色する造形能力に加え、自分なりの視点やテーマを意識できているかを確認します。また、指定されたイメージに合った表現ができているかについても評価します。
【評価のポイント】
・それぞれの図形や線の特色をうまく生かして画面に配置できたか。
・それぞれの図形や線により画面の中でバランスや動き、リズムのある画面を表現できているか。
・画面の分割や重なりの特徴を生かして配色されているか。
・画面が美しく丁寧に仕上げられているか。
・出題の条件をすべて満たしているか。
外国人留学生特別選抜
試験概要
■ 実技試験:静物デッサン(180分/200点、用紙サイズ…A3)
1. 静物デッサン
【問題】
配付された「ビニールシート」と「ウレタンシート」と「発泡スチロール」を自由に組み合わせ、工夫してモチーフを作り、解答用紙にデッサンしなさい。
※直線を引くために定規やデスケールなどを使わず、すべてフリーハンドでデッサンすること。
試験時間…180分
解答用紙…M画学
解答用紙サイズ…A3(420×297mm)タテ・ヨコ自由
描画サイズ…A3(420×297mm)
画材…鉛筆など
【出題意図】
モチーフそれぞれの質感と特徴を活かすことができるのか。
透明なビニールシートは柔らかく自由に変形できること、ウレタンシートは、柔らかさがあるが張りもあること、発泡スチロールは軽く変形ができないものであること、それぞれの質感と特徴を理解し、組み合わせてできる空間を作り出す構成力を問う試験です。
【評価のポイント】
・モチーフの特徴を理解しているか
・モチーフの構成に工夫が見られるか
・特徴的な質感が描きわけられているか
・空間を理解しながら、組み合わせた一つの立体として描いているか
専攻デザイン科(夜間部) 自己推薦入試
試験概要
各専攻に応じて課題作品を制作し、出願時に提出する。
■ ビジュアルデザイン専攻
1.自分の個展(発表会、イベントを含む)をイメージし、それを伝えるポスター)
2.ポートフォリオ
1. ビジュアルデザイン専攻
【課題テーマ】
自分の個展(発表会、イベントを含む)をイメージし、それをつたえるポスター
※デザインに使われる素材(イラスト、写真など)は自作であること。
※上記の課題作品のデザインに使われる素材(イラスト、写真など)は自作であること。
※ビジュアルデザイン専攻の自己推薦入学試験は、出願時に「課題作品」および「ポートフォリオ」を提出し、試験当日はそれをもとに面接選考をおこないます。本WEBサイトには「課題作品」のみを収録しています。
※氏名など個人情報についてはぼかしを入れています。学校説明会で参考作品を展示しておりますので、ぜひご来場ください。
【課題作品サイズ】
A3タテ(297×420mm)
専攻デザイン科(夜間部) 一般入試A・B日程
試験概要
■ ビジュアルデザイン専攻
180分/与えられた言葉とモチーフをもとにした鉛筆表現による想定デッサン
1. ビジュアルデザイン専攻A日程
【問題】
「高」という文字から思い浮かぶ「気になる物」を自由に考えなさい。
配付されたモチーフを自由に置き、その中に「気になる物」を入れたと想定して、モチーフと「気になる物」をスケッチしなさい。
※「気になる物」の大きさはモチーフの大きさと比較して、現実とは違って自由なサイズで表現してよい。
※「気になる物」はモチーフの外に描いてもよいが、中にも必ず入れること。
※「気になる物」は自分の好きな「物」に限らず、嫌いな「物」や苦手な「物」でもよい。
※必要に応じて、モチーフや「気になる物」が複数あったり、背景に絵柄を描いてもよい。
※配付されたモチーフは加工・変形しないこと。
※配付された答案用紙に鉛筆(黒)で表現すること。
※「持参した物」や「試験会場内にある物や人体(手や目などの部位も含む)」は描かず、「気になる物」は想像で描くこと。
※直線を引くために定規やデスケールなどを使わず、すべてフリーハンドでスケッチすること。
作品の説明文を150字程度で下の枠内に書きなさい。
試験時間…180分
解答用紙…特白画学
解答用紙サイズ…A3(420×297mm)
描画サイズ…270×234㎜
画材…鉛筆など
【出題意図】
テーマの「ことば」を自分の経験や関心をもとにイメージを膨らませ、あたえられたモチーフを正確に描写して、その中に「ことば」から発送したイメージを自由に組み込み表現します。最後にその制作意図を論理的で適切な文章でまとめてもらいます。
テーマである「ことば」とモチーフ(箱・紙袋・カプセルなど広い意味での「器」)は毎年変わります。
アイデア(発想、着想)、表現(具体的な絵柄としての工夫)、スケッチ(描写、デッサン)、文章(日本語、論理)など、総合的な表現の力が求められます。
日頃から身近な物をスケッチし、注意深く物を見ること。また、あたえられた「ことば」から自由に幅広く発想できる柔軟な発想力・表現力を養うことが大切です。
【評価のポイント】
・問題の「ことば」との関連性からアイデアを表現しようとしているか。
・「ことば」をもとに自分なりの発想が展開されているか。
・その発想・イメージが必要とする「物」を想像や記憶で描くことができるか。
・実際にあるモチーフ(器)を正確に描写しているか。
・制作意図をきちんとした文でまとめる文章力があるか。
2. ビジュアルデザイン専攻B日程
【問題】
「休」という文字から思い浮かぶ「気になる物」を自由に考えなさい。
配付されたモチーフを自由に置き、その中に「気になる物」を入れたと想定して、モチーフと「気になる物」をスケッチしなさい。
※「気になる物」の大きさはモチーフの大きさと比較して、現実とは違って自由なサイズで表現してよい。
※「気になる物」はモチーフの外に描いてもよいが、中にも必ず入れること。
※「気になる物」は自分の好きな「物」に限らず、嫌いな「物」や苦手な「物」でもよい。
※必要に応じて、モチーフや「気になる物」が複数あったり、背景に絵柄を描いてもよい。
※配付されたモチーフは加工・変形しないこと。
※配付された答案用紙に鉛筆(黒)で表現すること。
※「持参した物」や「試験会場内にある物や人体(手や目などの部位も含む)」は描かず、「気になる物」は想像で描くこと。
※直線を引くために定規やデスケールなどを使わず、すべてフリーハンドでスケッチすること。
作品の説明文を150字程度で下の枠内に書きなさい。
試験時間…180分
解答用紙…特白画学
解答用紙サイズ…A3(420×297mm)
描画サイズ…270×234㎜
画材…鉛筆など
【出題意図】
テーマの「ことば」を自分の経験や関心をもとにイメージを膨らませ、あたえられたモチーフを正確に描写して、その中に「ことば」から発送したイメージを自由に組み込み表現します。最後にその制作意図を論理的で適切な文章でまとめてもらいます。
テーマである「ことば」とモチーフ(箱・紙袋・カプセルなど広い意味での「器」)は毎年変わります。
アイデア(発想、着想)、表現(具体的な絵柄としての工夫)、スケッチ(描写、デッサン)、文章(日本語、論理)など、総合的な表現の力が求められます。
日頃から身近な物をスケッチし、注意深く物を見ること。また、あたえられた「ことば」から自由に幅広く発想できる柔軟な発想力・表現力を養うことが大切です。
【評価のポイント】
・問題の「ことば」との関連性からアイデアを表現しようとしているか。
・「ことば」をもとに自分なりの発想が展開されているか。
・その発想・イメージが必要とする「物」を想像や記憶で描くことができるか。
・実際にあるモチーフ(器)のカタチと質感を正確に描写しているか。
・モチーフの構成と構図・トリミングに工夫が見られるか。
・制作意図をきちんとした文でまとめる文章力があるか。
・出題文にある制約をきちんと理解しているか。
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