2026.09.24「持つ」をデザインする― 昼間部1年生「基礎デザイン(プロダクトデザイン)」
昼間部1年生では、ビジュアル・プロダクト・スペース・ファッションの4専攻を横断的に学び、2年次の専攻選択に向けて、それぞれの分野の基礎に触れていきます。
今回は、その中から「基礎デザイン(プロダクトデザイン)」の授業をご紹介します。
課題テーマは「把手(ハンドル)」。普段何気なく握っている「持つ」という行為に目を向け、身体と道具の関係について考えます。課題では「レジ袋」や「傘」など身近な道具を題材に、アイデアを考え、モデルを制作しながら、プロダクトデザインの考え方を学びます。
傘の課題では、ハンドルの形を考えるだけではありません。「この傘を持つことで、その人の生活をどのように変えたいか」「どんな人に、どんなふうに使ってほしいか」と考えながら、自分のデザインと向き合いました。
さらに2週間かけて、完成したデザインの魅力やそこに込めた思いを「伝える」ための方法を考えました。
学生たちは、自分のデザインをどう見せれば、その特徴や思いが相手に伝わるのかを考え、カタログ、ガチャポン、絵本、ショッピングバッグなど、それぞれ異なる方法で表現しました。写真やイラストを使ったり、実際に傘を使うシーンを見せたりと、プロダクトの魅力が伝わる見せ方を工夫しています。
「なぜこの形にしたのか」「誰にどのように使ってほしいのか」といったデザインの背景を考えながら、それぞれに合った伝え方を検討しました。プロダクトのデザインだけでなく、グラフィックや写真、編集など、さまざまな表現を組み合わせながら、自分たちの考えやデザインの魅力を伝えるところまで取り組みます。