2026年09月11日 - 09月11日 SLOTH JINNAN5周年イベントに学生のデザインが採用

渋谷・神南にあるコミュニティスペース「SLOTH JINNAN」の5周年イベントで、桑沢デザイン研究所の学生が制作したデザインが採用されました。
授業を通してSLOTH JINNANと連携
夜間部ビジュアルデザイン専攻2年生の授業「ビジュアルデザイン③」では、5周年イベントのテーマ「Cultural Mosaic」をもとに、SLOTH JINNANのコンセプトや特徴を捉えながら、ポスターやキャラクター、タイポグラフィーなどのデザインに取り組みました。イベントのテーマや施設のコンセプトを踏まえ、それぞれの視点からアイデアを形にしています。

SLOTH JINNANと桑沢デザイン研究所は、同じ神南エリアに位置しています。SLOTH JINNANは、仕事やイベント、交流などさまざまな用途で利用されるコミュニティスペースとして、「人と人」「地域と人」「異なるカルチャー」をつなぐ場づくりに取り組んでいます。

今回の取り組みでは、SLOTH JINNANの5周年イベントに向けて、授業の中で学生がデザインを検討しました。イベントのテーマ「Cultural Mosaic」は、SLOTH JINNANに関わるさまざまな人や文化が集まり、新たな風景をつくることを表現したものです。学生たちはこのテーマをもとに、SLOTH JINNANの雰囲気や特徴をそれぞれの視点から捉え、デザインを提案しました。

イベント当日、SLOTH JINNANからは、今回の取り組みについて「表彰された3名以外にも、たくさんの学生から素晴らしいアイデアが生まれた」と紹介されました。授業で生まれたデザインを実際の街へ展開できたことについても、取り組みの意義が語られました。
学生のデザインが実際のイベントに

学生が制作した作品の中から、桑原萌花さん、南部未陽さん、東本大夢さんの3名のデザインが採用され、それぞれ巾着、ステッカー、メインビジュアル(フライヤー)として展開されました。
◼︎桑原萌花さん

コンセプト
体に生えたモザイク状の苔は色々なアイテムに形を変えることができ、SLOTH JINNANに集まるクリエイターと一緒に創作活動を楽しむキャラクターです。
ナマケモノをベースに、パーティを一緒に楽しむ仲間として明るく親しみやすい表情やフォルムになるようデザインしました。
幅広い年代の人々に寄り添い、会場に集う人々と創造性をつなぐような存在を目指しました。
◼︎南部未陽さん

コンセプト
SLOTH JINNANのモチーフであるナマケモノを先頭に、そこへ集まる人々が列をつくる様子を描きました。
性別や人種の異なる人物を組み合わせることで、SLOTH JINNANに集まる多様な人々を表現しています。
鮮やかな色彩を大胆に用いながら、全体の配色や人物の配置を整えることで、賑やかさの中にも統一感のあるビジュアルを目指しました。
◼︎東本大夢さん

コンセプト
イベントテーマである「Cultural Mosaic」を、多種多様なステッカーで埋め尽くされた看板に見立てて表現しました。
一つ一つのステッカーのデザインは、SLOTH JINNANや渋谷の文脈に沿った要素で展開しています。
思わず足を止めて、じっと見つめたくなるようなデザインを目指しました。


また、会場1階の受付には、授業で制作したポスターも展示され、来場者が作品を撮影する姿も見られました。
巾着やステッカーは来場者へのプレゼントや、フード購入者への特典として配布され、「かわいい!」という声も聞かれました。メインビジュアルは会場に掲出されたほか、イベントの告知・広報にも使用されました。
授業で生まれたさまざまなデザインが、イベントのさまざまな場面を彩りました。


3名の表彰式も開催

イベント当日には、採用された桑原萌花さん、南部未陽さん、東本大夢さんの3名の表彰式も行われました。それぞれの作品について、デザインのコンセプトや制作時の思いが、学生自身の言葉で紹介されました。
表彰式では、今回選ばれた3名の作品だけでなく、授業に参加した学生からさまざまなアイデアが生まれたことにも触れられました。また、今後もさまざまなクリエイターやカルチャーとのつながりを生かしながら、こうした取り組みを続けていきたいという思いが語られました。

学生のデザインが神南の街へ
今回の取り組みでは、授業の中で考えたデザインが、実際のイベントのメインビジュアルやノベルティ、会場展示などに展開されました。学生にとって、クライアントのコンセプトを捉えてデザインを考え、それが実際の場で使われるまでを経験する機会となりました。
SLOTH JINNANとの連携を通して、授業で生まれたデザインが神南の街に展開され、地域の人々や訪れる人々の目に触れる取り組みとなりました。
担当教員 宮根土真砂先生
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