日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

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卒業生インタビュー

黒江 美穂

総合デザイン科 ビジュアルデザイン専攻
2010年卒業

黒江 美穂 / 展覧会企画

黒江 美穂

展覧会企画

  • 1987年神奈川県に生まれる
  • 2012年D&DEPARTMENTに入社
  • 「d47 MUSEUM」を担当する

渋谷ヒカリエ8階にD&DEPARTMENTが展開している3つのスペース、ミュージアム、ストア、食堂のうち、私はミュージアムの企画を担当しています。3店舗とも、47都道府県の魅力をデザインの視点から紹介しています。

仕事の内容は、どういう展覧会にするかの企画の案を出すこと、そして企画をどう見せるか、出展品のリサーチ、交渉、展示……と、すべてに関わります。地域や地方の魅力を伝えるものとなると伝統工芸品などを連想しがちですが、例えば、スーパーで売られているものなど、身近な日用品も47都道府県ごとに見ると、その土地の個性が見えてきます。企画のリサーチでは、D&DEPARTMENTの活動に賛同してくださる各地の協力者の皆さんから、その土地ならではの話を聞くこともできます。仕事が東京に集中するので自分が出かけていく機会はそれほど多くないですが、企画や展示をするなかで、行きたい場所、会いたい人がどんどん増えてきています。

就職のきっかけになったのは、〈桑沢デザイン研究所〉でD&DEPARTMENTの創業者であるナガオカケンメイのゼミに参加したことです。いま振り返ると、どうデザインするかではなく、どうプレゼンテーションするかを延々と演習する内容でした。いまの仕事も、ある意味で日本の面白さを人に伝えるプレゼンテーションです。人に何かを伝えることは難しいですが、そこに挑戦し続ける面白さと大切さを〈桑沢〉で学びました。

 <インタビュー 2014年3月>©桑沢デザイン研究所

黒江 美穂

糸にまつわるものづくり、「繊維製品」をテーマにした展示の様子


黒江 美穂

「お中元」をテーマにした展示の様子。 2013年

 <インタビュー 2014年3月>©桑沢デザイン研究所

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