専攻デザイン科 1・2年次 FDファッションデザイン専攻

「ファッションとは何か」「着るとはどういうことか」についての
考察を深め、自分の理想とする作品を仕上げていく
ファッションデザインとは : 身にまとうもの(衣服)のデザインのことを指す。 文化や意識の反映だけでなく、衣服には目的や用途により求められるものが変わる。ファッションデザインには、そうした視点も欠かせない。
2年間の学習の流れ
カリキュラム詳細
1年次
「着る」の意味を考え、基礎を身体化させる
身体の構造、ファッションデザイン、マーケットトレンド、分析、モデリング、メーキングなど基礎的な知識や技術を習得し、衣服づくりのテクニックを学びます。同時にプレゼンテーションのノウハウを身につけ、ファッションブランドの企画力を養うため、素材への理解、服飾史、発想力、表現力などの基礎を習得し、「ファッションとは何か」「着るとはどういうことか」についての考察を深めていきます。

2年次
実践からファッションへの理解を深める
基礎を発展させて、自らのテーマに取り組み、新たなビジネスとして可能性があるプランニングをします。また、さまざまなアイテムにも対応できる力を身につけるために、ニットの知識、テキスタイルデザイン、雑貨・小物なども学びます。ファッションにおける応用は、企画力や現場の知識も必要です。商品企画ではオリジナリティのあるブランドを企画し、商品の外注生産から展示会までのプロセスを経験します。
2023年度 1年次前期の時間割例


※時間割は2023年度の参考例です。
授業紹介
-
1年次ファッションドローイング
衣服と身体との関係を理解
ファッションデザインで重要なのは「身体をよく観察し、布との関わりを理解する」こと。クロッキーやデッサンの実習を通して、骨格や筋肉の構造、衣服と身体の関係を把握します。さらに色彩技法や素材を描き分けるテクニックを身につけ、コスチュームに使用する素材やデザイン画の表現力を鍛えます。
-
2年次アパレル商品企画
現場での流れをすべて体験
ブランドが完成するまでの流れを実習します。市場調査の結果を分析してトレンドマップにまとめ、ブランドを立ち上げます。デザイン、パターン、仕様書を作成し、縫製工場に依頼して製品化。素材の種類や編み方など、発注のための知識を習得し、最終的な製品をプレゼンテーションします。
-
2年次ファッションデザインⅡA・ⅡB
現代社会のニーズに応えるファッションを総合的に考察
前期は、フォーマルやスポーツウエアなど、特殊アイテムのデザインを学びます。さらに雑貨・小物デザインを知ることで、トータルでの見せ方を演出する表現力を養います。後期は多様なアイテムの特徴を理解し、さらに現代社会のニーズに応えるファッションを総合的に考察し、デザイン感覚と表現力を培います。
カリキュラム詳細
夜間部ファッションデザイン専攻カリキュラム.pdf
卒業後の進路
ファッションデザイナー/パタンナー/コーディネィター/マーチャンダイザー など
主な求人
ファッションデザイナー、パタンナーの求人が中心で、コーディネーター、マーチャンダイザーも増えています。
販売職からスタートし、その後デザイナー、パタンナー、企画職などにステップアップするケースもあります。
就職先
在校生インタビュー







卒業生インタビュー







