このページでは、2021年度以降入学者のカリキュラムを掲載しています。
2020年度以前入学者のカリキュラムは
こちらからご確認ください。
グループワークのある科目には【G】、プレゼンテーションのある科目には【P】の記号を記載しています。
1年次
前期はデッサンや製図などの基礎的な技術と、空間デザインの歴史など基礎的な知識を学びます。後期からはデザイン演習で「モノ─人─空間」の関係の基礎を形づくるエレメントデザインの考え方を中心に発想し、空間デザインの基礎を学びます。
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前期 |
後期 |
建築・インテリア史
近代から現代に至るまでの建築とインテリアデザインの歴史を学び、空間デザインにおける問題を考察、議論できる基礎知識を習得します。
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合同講義
専攻デザイン科の1年生の全学生が聴講する講義。4つの専攻分野ごとに講師を招き、分野の垣根を越えて多面的にデザインの広がりに触れます。
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前期 |
後期 |
表現技法【P】
デッサン: 人やモノを観察することを通して、対象の質感、量感などを的確に表現することや、空間を把握し、表現する能力を養います。
ドローイング: インテリア、建築設計製図の知識、技術取得を通し、空間デザインなどを図面化する基本的な能力を手描き図面を通して身につけます。
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CADプレゼンテーション【P】
Vectorworksを使った2D CADの基礎を学びながら、空間デザインをCADでどのように表現するかを学びます。
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造形発想【P】
ハンスカ:
桑沢が伝統的に行なっている基礎訓練で、木の塊から手に馴染む形を延々と削り出すことで形の可能性を探求します。
立体造形:
平面と立体の関係性を知る基礎的な演習で、自由に平面構成したものを立体的な空間にするさまざまな可能性を探求します。
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前期 |
後期 |
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インテリアエレメント【P】
空間デザインで最も基礎的かつ重要である「スケール」という概念を学ぶために、同じ一枚の平面をさまざまなスケールで捉え、立体、そして空間のデザインへと展開する一連のプロセスを学びます。
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住宅エレメント【P】
住空間におけるモノ(エレメント)のあり方が生活にどのように影響しているかを分析しながら、エレメントの存在を重視した基礎的な住空間のデザインを設計演習を通して学びます。
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担当教員による専門領域チュートリアル指導
それぞれの科目の補足的指導や個別指導のほか、非常勤教員の専門領域の実務実例を題材とした実践的なチュートリアルを実施。
「デザインの現場」を伝えていきます。
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校外見学(年間)
通常授業以外の必修科目として、学生各自が自主的に行います。美術館やイベント等を見学し、そのレポート提出をする「校外見学」および、
デザイン関連の公募・実務などへ実際に参加し、そのレポート提出をする「校外実習」があります。
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2年次
「空間デザインを建築的に捉える」を命題に、人が空間を通して、社会や都市とどのように繋がっていくかを重視したデザインを学びます。空間が置かれる都市的環境のリサーチからはじめ、デザインの必要性を追求し、新しい空間デザインを探求します。
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前期 |
後期 |
デザイン史
空間デザインの歴史だけでなく、近代デザインの歴史を広く学ぶことを通して、さまざまな分野のデザインがどのようにお互い関係し発展してきたかを学びます。
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日本建築史
古代から近世までの日本建築の歴史を学ぶことで、日本における空間デザインの基礎知識を身につけます。
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空間デザインの現場
毎週スペースデザイン分野に関係する異業種の専門家を中心に招聘し、最先端のデザインの現場を知り、その議論に参加します。
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前期 |
後期 |
商空間A【P】
実在する商空間の綿密なリサーチを通して、社会/都市と商空間の新たな関係性を追求した商空間を学びます。
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商空間B【P】
具体的な敷地におけるエレメントとインテリアと建築の関係を総合的にリサーチしながら、最終的に、現代の都市環境におけるインテリアの新しい可能性を設計課題を通して追求します。
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住空間A【P】
戦後日本の住宅建築史をリサーチしながら、現代都市における住環境の新たな可能性を、設計演習を通して学びます。
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住空間B【P】
具体的な敷地におけるエレメントとインテリアと建築の関係を総合的にリサーチしながら、最終的に住宅の設計を通して、現代の都市環境のなかでどのように住むことが理想的かを学び、住環境デザインの新たな可能性を追求します。
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担当教員による専門領域チュートリアル指導
それぞれの科目の補足的指導や個別指導のほか、非常勤教員の専門領域の実務実例を題材とした実践的なチュートリアルを実施。
「デザインの現場」を伝えていきます。
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校外見学(年間)
通常授業以外の必修科目として、学生各自が自主的に行います。美術館やイベント等を見学し、そのレポート提出をする「校外見学」および、
デザイン関連の公募・実務などへ実際に参加し、そのレポート提出をする「校外実習」があります。
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卒業後の進路
建築設計/インテリアデザイナー/商業施設デザイナー/リフォームデザイナー など
主な求人
建築設計、インテリアデザイン、商業施設デザイン、リフォームデザインの求人が多いです。企業から個人のデザイン事務所まで、幅広い求人があります。
教育職員紹介
専任教育職員
大松俊紀 (おおまつ としき)
京都工芸繊維大学卒業。The Berlage institute Amsterdam(オランダ) 修了。文化庁新進芸術家海外留学制度派遣研修員(オランダ)。大松俊紀アトリエ代表(一級建築士)。渋谷駅桜丘口地区再開発計画デザイン・アートワークコンペ優秀賞(一等)受賞など。
髙平洋平 (たかひら よいへい)
桑沢デザイン研究所卒業。2011〜2020内田デザイン研究所在籍、内田繁に師事。ホテルやレジデンスのインテリアデザイン、展覧会会場構成、家具設計等を手がける。主な担当作品:MUNI KYOTO(京都嵐山) 。Fleur Pavilia (香港/iF DESIGN AWARD、SKY DESIGN AWARD 受賞) WANDER FROM WITHIN展(ミラノ・ソウル・東京)他。
卒業生紹介
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映像クリエイター
奥平眞司
YouTubeのチャンネル「OKUDAIRABASE」を主宰して、暮らすことの楽しさを伝える映像を制作し発信しています。YouTuberになったきっかけは、大学に進学…
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アーキテクト
塚越龍馬
人と人との関係の中で、考えて空間を設計する。建築や遺跡に興味があり、高校卒業後、半年働いては半年海外に行くという生活をしていました。特にインド…
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建築家
佐野茜
大学を卒業して住宅販売の会社に就職しましたが、そこで働いているうちに高校時代に目指したことのある建築の仕事がしたくなりました。〈桑沢〉の説明会で話を聞き、スペースデザイン…
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建築家
小田竜太郎
高学歴の人たちが多い建築業界のなか、私はバイタリティーで勝負しているのかもしれません。現在は、住宅やクリニックの設計を主とする建築事務所に所属しています。仕事の…
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インテリアデザイナー
粟野雄介
nendoは、建築、インテリア、プロダクト、グラフィックと幅広くデザインを手がけています。社内は大きくは、「クウカン系」と「モノ系」に分かれていて、私は「クウカン系」を担当しています。とはいえ、両チームに…
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インテリアデザイナー
西尾健史
空間デザインを中心に、家具製作、ワークショップの主催など幅広く活動しています。共通しているのは「人とモノ、人とまちの関わり方」です。きっかけは東日本大震災でした。当時は設計事務所に勤めていましたが、…
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インテリアデザイナー
小川暢人
僕はインテリアデザイナーをしています。手がけているのは、主にオフィスの内装デザインです。オフィスのデザインは、企業ブランディングも含め、その会社が思っているものを空間で…