日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

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卒業生インタビュー

日下部 昌子

リビングデザイン専攻科・グラフィックデザイン研究科 ビジュアルデザイン専攻
1995年卒業

日下部 昌子 / グラフィックデザイナー

日下部 昌子

グラフィックデザイナー

  • 1973年新潟県生まれ
  • 1992年文化学院高等部美術科卒業
  • 2000年佐藤卓デザイン事務所に入社

化粧品や食品のパッケージ、手帳本体と手帳カバー、書籍、店舗のロゴや内装、子ども向けテレビ番組のグラフィックなどを担当しています。
高校は美術科で学び、グラフィックデザインに親しみがあったので〈桑沢デザイン研究所〉への入学を決めました。1年次で受けた授業はどれも面白く、2年次になるときは専攻を何にしてよいのか逆に迷いました。思い出深いのは、テープディスペンサーをつくる授業で、素材から使い方や置かれる場所まで考えながら、とても楽しく制作をしたことです。

〈桑沢〉の学生はさまざまな個性をもちつつも、共通項である「デザイン」と真剣に向き合っている雰囲気に、私自身大いに刺激されました。凝縮された2年間のうち、日々の課題をこなすだけでなく、デザイン会社でアルバイトをしたり、〈桑沢〉のある渋谷という場所柄、展覧会やデザイナーのトークショーなどへ足を運んだりと、忙しくも充実した学校生活でした。
〈桑沢〉の授業では課題の内容だけでなく、仕上がりにもクオリティの高さを求められました。1年次の基礎的な立体課題では、先生方に厳しくチェックされることで細部もていねいに仕上げるよう鍛えられました。基礎の授業において再三これを行ったことで、無意識のうちにていねいに仕上げる癖が身についたので、デザインの構想を練る部分に集中することができるようになりました。このことは、その後の課題制作や卒業制作のみならず、いまの職についてからも自然と生かされています。

現場で大切なものはデッサン力と、アイデアの元となる情報のインプットです。インプットされたものの中から自分のイメージ通りにアウトプットを行う際に、デッサン力が必要となります。私は生活の場に置かれることを想像し、使う人のことを考えて日々デザインしています。今後も、日常で使っている間に知らず知らずに意識のあり方や生活が潤っていく、そういうものをデザインできればと思います。

 <インタビュー 2015年3月>©桑沢デザイン研究所

日下部 昌子

NHK Eテレの番組「にほんごであそぼ」関連商品

日下部 昌子

写真絵本『手から、手へ』

日下部 昌子

ほぼ日手帳〈世界の伝統柄シリーズ、SSACK〉

 <インタビュー 2015年3月>©桑沢デザイン研究所

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