日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

アクセス
MENU
LINE YouTube Instagram Twitter Facebook

卒業生インタビュー

高橋彩基

デザイン専攻科 ビジュアルデザイン専攻
2015年卒業

高橋彩基 / グラフィックデザイナー・アートディレクター

高橋彩基

グラフィックデザイナー・アートディレクター

  • 1993年東京都生まれ
  • 2013年大学在学中に〈桑沢〉へ入学しダブルスクール
  • 2015年株式会社たき工房
  • (現 株式会社たきコーポレーション たき工房)入社

クリエイティブへの方向転換を考えダブルスクール
目標へ向かうやりがいを感じる

勤務先の会社は新聞やOOH(チラシ・中吊り・構内の柱や壁の広告)など紙媒体が主力でしたが、最近ではWebやブランディングなどの依頼にも柔軟に対応しています。駅に貼られている広告ポスター、Webサイトやロゴ、そして名刺など、ビジュアルデザインに関することはすべて手がけています。

大学在学中は、将来プロモーションの仕事に就きたいと思い、Webや映像の制作を行っている会社でアルバイトをしていました。その会社でデザインの手伝いをするようになってから次第に興味を覚え、デザイナーになりたいと考えはじめました。まずはしっかりとデザインの勉強をしなければと、〈桑沢〉に入学することに決めたのです。

昼間は大学へ、夜は〈桑沢〉に通うというダブルスクールが始まりました。大学で学んでいるときは、将来に対して「自分は一体何をしたいのだろうか」という漠然とした不安があったのですが、デザイナーを志して実際に〈桑沢〉で学ぶようになってからは、地に足がついた感覚がありました。目標に向かって一歩ずつ踏み出しているという確かな手応えです。ダブルスクールは大変でしたがとても楽しく、やりがいを感じていました。〈桑沢〉では見た目をきれいなデザインにすることだけではなく、グラフィックの考え方や歴史など、幅広く学びました。入学当初はWebデザイナーを志望していたためレイアウトのことばかり考えていましたが、〈桑沢〉で学んでいるうちにもっと広範にデザインを見られるようになりました。

印象に残っているのは、「タイポグラフィ」の授業です。文字そのものがデザインされているということ、また、文字を組み合わせることでさらなるデザインが行われることに衝撃を受けました。文字の周りの環境や余白も同様であり、文字自体にも歴史やルールがあるなど、デザインとは絵だけではない、というのは新鮮な発見でした。

また、現役のデザイナーが先生として教えてくださる環境はとても実利的でした。「依頼に対し、このような考え方でつくった結果、この作品になった」という実践的な授業で、単純にものをつくる考え方から作品を制作するというプロセスまでロジカルに学べます。デザインはさまざまな知識を得た上で自分なりのアウトプットを考えていく作業。今、そこにないものをつくるということは、とても刺激的でした。

〈桑沢〉の夜間部には、一度社会に出た上で新たにデザインを学びたいという希望を持ち、思い切って決断した人たちが多くいます。全力を傾注し、高い熱量を持った仲間たちと共に夜間部で学べたことは、とてもよい経験になりました。

 <インタビュー 2022年3月>©桑沢デザイン研究所

高橋彩基

上:洋上風力発電を説明するための冊子
下:開いたところ。さまざまな風をモチーフに、ページごとに形状が異なる。

 <インタビュー 2022年3月>©桑沢デザイン研究所

卒業生一覧に戻る