在校生インタビュー
先生との一対一の対話
自分にあわせた適切な指導
専攻デザイン科2年 プロダクトデザイン専攻藤原愛望
- 2001年京都府生まれ
- 2024年立教大学文学部卒業
- 内定先:株式会社夢真
- 2001年京都府生まれ
- 2024年立教大学文学部卒業
デザインに興味はありましたが、本格的に学ぶとなると自信がなく、大学に進学しました。でも、デザイン業界への憧れは募るばかり。〈桑沢〉に決めたのは、大学と並行して通うために夜間の専門学校を探していたときに、圧倒的な知名度があり評判が高かったからです。さらに、大学3年生のタイミングで夜間部に入学すれば、同時に卒業できる。課題の多さや厳しい授業内容であることでも有名でしたが、あえて厳しい環境に身を置くことで成長したいと考えました。
デザインはまったくの未経験。入学当初はスケッチも満足に描けない状態でした。さらに噂に聞いていたとおりの、膨大な量の課題。ダブルスクールという状況もあり、寝る間も惜しんでひたすら課題をこなすうちに、自分でもわかるほど上達していきました。
〈桑沢〉と大学との違いは先生との距離感です。大学の大教室における一方通行の講義とは異なり、〈桑沢〉の場合は先生と対話できる時間が多く、私の得意、不得意分野を先生が把握し、それにあわせて指導をしてくださるという細やかさがあります。
卒業制作は電気ケトルです。一人暮らしをターゲット層として設定し、コンパクトなキッチンに置けるように容量を少なくしてスリムな形状にするなど、こだわりをもってつくっています。
入学する前は、見た目がきれいだったり、おしゃれだったりすることがデザインにとって大事なことだと思っていました。けれどそうした表面的なことだけではなく、素材やコストなど実現は可能か、コストがかかる場合はそれに見合うだけのターゲット層があるのか、さまざまな検証をし、比較していく。「自分がつくりたい」だけはなく「社会に求められるもの」をデザインする重要性を〈桑沢〉では実感しました。