在校生インタビュー

通学路を歩くだけでも
流行をリアルタイムに体感できる
総合デザイン科 ファッションデザイン専攻 2年林田 蒼
- 1998年熊本県生まれ
- 2017年熊本県立第二高等学校卒業
高校は美術科だったので、1年次の授業課題の大半は経験がありました。しかし美術ではなく「デザインの頭」で考えながらもう一度それらの授業を受けることで、デザイナーに必要な基礎やデザイン的なものづくりの理解を深められるよい機会になったのではないかと思います。
また〈桑沢〉のよいところは環境です。学校がある渋谷、原宿周辺はさまざまなメディアが集まっているので、通学路を歩くだけで刺激になります。街行く人が身につけているものや、お店のディスプレイ、内装にどんな工夫があり、何が目を惹いているのかといった実例も、リアルタイムで体感できます。
そして先生方は、業界の第一線で活躍しているプロの方なので、その哲学や表現方法の違いを学べるのは力になります。さまざまな仕事をしている方々と交流できるのも、ある意味社会勉強をしているといえるでしょう。
美術大学への進学を考えた時期もありましたが、大学は表現のパフォーマンス的な部分が強くてアート寄りだと思います。〈桑沢〉では技術的な面を学べるうえ、一人ひとりの個性に合ったコンセプトも先生方がしっかりと考えてくれますから、ファッションを学ぶならやはり〈桑沢〉だと実感しています。
<インタビュー 2019年3月>©桑沢デザイン研究所
保護者の方からのメッセージ
娘は幼児期から絵を描くことが大好きで、小学2年生の文集で「将来の夢はファッションデザイナー」と書いていました。高校の進路指導で美大進学を勧められましたが、娘は「ファッションなら〈桑沢〉」と決めており、志が揺らぐことは全くありませんでした。現在、夢の実現に向けて課題と格闘し、忙しく充実した毎日のようです。