在校生インタビュー

厳しさと緊張感があるからこそ、信頼できる講師の言葉
総合デザイン科1年市川 花
- 1998年東京都生まれ
- 2017年東京都立工芸高等学校卒業
- 1998年東京都生まれ
- 2017年東京都立工芸高等学校卒業
授業では1年次からプレゼンテーションの機会が多くあり、作品を発表すると、いい点も悪い点も、講師や学生から踏み込んだ意見がダイレクトにかえってきます。理想的な環境です。
これまで自分の意識が根底から変わる授業が複数ありました。手に合う形に木を削っていくハンドスカルプチャーの制作では、皆口数が少なくなり、感覚が研ぎ澄まされ、集中して入り込んでいくのを感じました。頭で考えない。正解はない。
この時は、自分が「いいな」と思うことを素直に深めることができました。
自由選択の「力と姿形」の授業では、最後に先生が学生一人ひとりにメッセージをくださいました。私には「固定観念を一度ゼロにしろ。持っている知識で固めるな」と。ゼロに戻る大切さ。
きっと今後も折に触れて思い出す言葉となることでしょう。
どの授業も面白く、先生と話しやすい関係が築ける点も魅力です。ただ厳しさと緊張感が前提にあるからこそ、信頼関係が生まれるのです。
学校生活が楽しいので、長期休暇中も友人に会いたいな、早く授業を受けたいな、と思ってしまいます。
発見に満ちた日々。柔らかい感覚で可能性を広げていきたいです。