日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

アクセス
MENU
LINE YouTube Instagram Twitter Facebook

在校生インタビュー

熊谷昂亮

コロナ禍の今だからこそ
自主制作をネットで発信し続ける

総合デザイン科1年熊谷昂亮

  • 2002年埼玉県生まれ
  • 2021年埼玉県立川口北高等学校卒業
  • 2002年埼玉県生まれ
  • 2021年埼玉県立川口北高等学校卒業

高校時代に通った美術予備校の授業で、インテリアデザイナーの倉俣史朗さんが制作した椅子に出会いました。その作品に感銘を受け、倉俣さんの出身校である〈桑沢〉で学びたいと思ったのが入学を志したきっかけです。
入学当初、〈桑沢〉の授業には戸惑いを覚えました。高校までの勉強といえば、問題には正解が存在し、それを導いていくことで評価されるものでした。しかし〈桑沢〉の授業では「答え」が明示されることはなく、学生たちの「考え」が重視されます。先生いわく「考えの良し悪しではなく、考えをしっかり伝えることができるかどうかが評価の大切な基準」。だからこそ自分の考えを過不足なく伝えることが、アイデアそれ自体の評価につながります。正解が決まっている学びから、自分の考えを伝えることで周りからの評価が得られる学びへ。〈桑沢〉の授業はとても楽しいです。
特に記憶に残っている授業は「デッサン」です。絵のスキルは生来備わった才能だと思っていたのですが、〈桑沢〉で教わったデッサンは、階段を一段ずつ着実に登っていけば誰でもうまく描けるということ。それには衝撃を受けました。
また、「フォトグラフ」の授業では最初、「写真はスマートフォンで誰でも簡単に撮れるし加工もできる。これ以上学ぶことなどあるのだろうか」と疑問に感じていました。でも実際に授業で教わったことを意識しながら撮影すると今までとは全く違い、外を歩いても「こんなにも見え方が変わるようになるのか」と、世界の解像度が上がったような気がしたことを覚えています。
入学後は新型コロナウイルスの影響があり、いろいろと不安になって先輩に相談したところ「自主制作に励んで積極的に発信することが大切」とアドバイスされました。制作によって自分の興味や関心を確認できますし、発信することで同じ興味を持った人との出会いも得られます。目下のところ、私は自分の好きな椅子を自主制作することに没頭し、その制作風景をYouTubeの「くまの作業場」というチャンネルで発信しています。

熊谷昂亮

左:「課題」1年次・フォトグラフ 右:「TEIEN」自主制作

保護者の方からのメッセージ

高校3年生の夏、デザインとは関係のない普通科の高校に通っていた息子から〈桑沢〉の受験を相談されたときはとても驚きました。しかし、それから3カ月間ひたすら美術の勉強をし、無事に合格できてホッとしています。自粛生活の中、リモート授業に課題提出にと頑張っている姿を見てきました。デザインの基礎を学ぶことにより自分で考え、つくり上げる力がついてきているなと感じます。表現力、発想力をさらにつけて、今できることを大切に夢に向かって進んでいってほしいです。

 <インタビュー 2022年3月>©桑沢デザイン研究所

在校生インタビューに戻る