FD
藤田恭一 ゼミ
[担当教員]
藤田恭一
吉野雅彦(サロンドヨシノ)
辺見小百合(本校専任教育職員)
創・纏・ファンタジー
平面を立体に立ち上げ、纏う。表現は人それぞれ。まずはじっくりと布について考える。固いものなのか?柔らかいものなのか?どんな色でどんな柄なの?すごく悩む。やっとでき上がった布は、あなたにどんな形を求めているのか?じっくりと何回もパターンメイクを重ねてゆく。いつしかその布はあなたのファンタジーを語りはじめ、立ち上がり身体を纏う。それはあなただけの物語。3年間の最後の作品、後悔のないよう一緒に創り上げていこう。
pierre cardin automne-hiver 2019
藤田恭一(ふじた・きょういち)
桑沢デザイン研究所卒業。イッセイミヤケを経て独立、「KyoichiFujita」を立ち上げる。毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞。現在ピエール・カルダンのクリエイティブディレクター。他に企業プロジェクトや百貨店VMDなどのディレクション、YKKファスニングアワードなどの審査員を務める。
学生作品
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学生作品「幻覚」
スタイルを先にデザインしてから生地を探すのではなく、表現方法から始めて4種類の生地をデザインし、それらを服にした。印刷、染色、スプレー、貼り付けなどの4つの異なる表現方法を通じて、それぞれに異なるスタイルの服となった。さまざまな色彩の表現方法やレイヤードの効果を活用し、「幻覚」のテーマを表した。 -
学生作品「天使」
天使はひとりひとりの中にいて 誰もが誰かの天使になる瞬間がある。 捨てられた服からその服を着ていた人の人生を想像し、羽ばたけるように天使の羽根をつけた。天使は私たちの暮らしの中にひそんでいる、そんな祈りの作品として使われなくなった服に羽を付け天使として昇華させた。