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浅葉克己 デザインの現場> デザインの現場

2019.10.01集中講義 ユニバーサル・デザイン

集中講義の「ユニバーサル・デザイン」では、「社会の問題解決策としてのデザイン提案」というグループワークの課題が出されました。
社会の問題を発見するところから始め、それを解決するための提案をし、実践された後に社会がどのように変化するのかをイメージするという、「過去・現在・未来」の長いスパンでデザインを考える課題です。
受講者178名が14グループにわかれ、最終日のプレゼンテーションにのぞみました。

災害時の睡眠環境の改善、学校のUD化、ヒートアイランド現象への対策、電車設備や車両の改良、デザイナーの社会的地位の向上、さまざまな人が音を楽しめるスピーカー、地域格差をなくすUD、保育の現場の仕組みづくり、電車ホームの改善、乗車率低下をきっかけとする都市のあり方の見直し、アプリや移動車を使った選挙方法の考案、パルコのアートウォール利用による街づくり、デザイナーと社会との関わり方をとらえなおす概念図…抽象的でありながら示唆に富んだアイデアから、今にも実現できそうな具体的な提案まで、幅広い提案がみられました。高橋先生も仰っていたように、ぜひ今後も継続して考えてほしいです!

授業名:「サステナブル・デザイン/ユニバーサル・デザイン」
担当教員:高橋正実
学年:総合デザイン科3年
実施日:2019年9月7日(土)

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