日本で最初の『デザイン』学校で未来を創造する【専門学校桑沢デザイン研究所】

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卒業生インタビュー

伊藤 智之

デザイン専攻科 ファッションデザイン専攻
1996年卒業

伊藤 智之 / パタンナー

伊藤 智之

パタンナー

  • 1996年株式会社オンワード樫山に入社
  • 入社以来レディスパターン担当
  • ICB、組曲、anyFAMなどのブランドパターンを経験
  • 2011年3月より現在の技術開発担当となる。技術開発では海外工場への技術指導、マニュアル作成、社内パタンナーに向けた技術研修の講師などをおこなっている

パタンナーの仕事は、デザイナーが描いたデザイン画をもとに服の形をつくる(型紙をつくる)ことが仕事です。しかし実際にはもっと幅広い業務があります。
たとえば、工場とのパイプ役になる、つまり工場に委託をし、具体的に商品にするための仕事もおこないます。私は今、新しい生産計画、新ブランド立ち上げなどの際、中国などの工場に行き、技術指導をしています。また、社内パタンナーに対し技術研修をおこなうことで工場とパタンナーをつなげる仕事もしています。

仕事はとても大変です。でも〈桑沢〉で課題に追われたあの厳しさを振り返れば、大抵のことはやっていけるという思いがあります。たとえば構成の授業で徹底的に基礎を学んだ形、色に対すること。それが今『服の形をつくる』『マニュアルをつくる』などさまざまな場面で生かされていると感じます。いつ役に立つのかわからない。でも将来、自分のためになる学びが〈桑沢〉ではできるのではないでしょうか。

そして、グラフィックデザインやプロダクトデザインなどさまざまな分野の同級生、先輩、後輩たちとの出会い。それは社会に出た際に、違う業界の人たちと〈桑沢〉でつながるきっかけにもなります。

ファッションの世界でも急激なグローバル化が進んでいます。しかし服をつくるということはなくなりません。そんな中で自分が携わった服を着ている人を街中や広告などで見るとワクワクし、この仕事のやりがいを感じます。気に入った服を買うとき、そして着ているときの高揚感。
一人ひとりの「笑顔」に結びつく商品をつくる。それが私の夢です。

 <インタビュー 2014年3月>©桑沢デザイン研究所

伊藤 智之

工場(中国)での研修の様子

伊藤 智之

ジャケットシルエット見本と製品見本

 <インタビュー 2014年3月>©桑沢デザイン研究所

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